兵庫夢錦とは? わかりやすく解説

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兵庫夢錦【ヒョウゴユメニシキ】(食用作物)

登録番号 第4470号
登録年月日 1995年 3月 27日
農林水産植物の種類
登録品種の名称及びその読み 兵庫夢錦
 よみ:ヒョウゴユメニシキ
品種登録の有効期限 15 年
育成者権の消滅  
品種登録者の名称 兵庫県
品種登録者の住所 兵庫県神戸市中央区下山手通5丁目10番1号
登録品種の育成をした者の氏名 池上勝 世古晴美 須藤健一 岩井正西田数 米谷正 山根国男 五百蔵義弘
登録品種の植物体の特性の概要
 この品種は,「栄×山田錦」F2に「兵系23号」を交配して育成され固定品種であり,育成地(兵庫県加東郡社町)における成熟期早生の晩,玄米大小及び精玄米千粒重は大,耐倒伏性がやや強く,やや多収水稲酒造用品種である。  型は偏穂重型,稈長は中,稈の細太はやや太,剛柔はやや剛,止葉直立程度は中,葉身及び葉鞘の色は緑である。穂長はやや長,穂数はやや少,粒着密度及び穂軸の抽出度は中である。穎色は黄白,ふ先色は黄白-黄,有無多少は無である。玄米の形は中,大小及び精玄米千粒重は大,見かけ品質上の下,光沢は良,心白多少多,大小は大,腹白多少はやや少である。出穂期及び成熟期早生の晩,穂発芽性は難,耐倒伏性はやや強,脱粒性はやや易,収量はやや多である。いもち圃場抵抗性は強である。  「灘錦」と比較してが無いこと,精玄米千粒重大きいこと等で,「山田錦」と比較して,稈長が短いこと,玄米の形が円いこと,出穂期及び成熟期早いこと,耐倒伏性が強いこと等で区別性認められる
登録品種の育成経過概要
 この品種は,兵庫県農業総合センター農業試験場酒米試験地加東郡社町)において,昭和52年に「栄×山田錦」F2に「兵系23号」を交配し54年雑種第2代個体選抜以後系統育種法により選抜育成され固定品種である。63年から「兵系酒47号」の系統名付し生産力検定試験等の試験行い地域適応性検討し,その特性を確認して育成完了したのである平成4年雑種第15代である。





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