事件をモチーフとした作品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/11 17:36 UTC 版)
「新潟少女監禁事件」の記事における「事件をモチーフとした作品」の解説
残虐記 桐野夏生作のミステリー小説。9歳の時に誘拐され、男と1年あまりの監禁生活を送った経験を持つ女流作家が、出所した男からの手紙を受け取ったことをきっかけとして、事件の内容と自身の来し方を綴った私小説「残虐記」の原稿を残し失踪するところから物語が始まる。2004年度の柴田錬三郎賞を受賞。 完全なる飼育 赤い殺意 若松孝二監督による映画。『完全なる飼育』のシリーズ6作目。少女が男に10年間監禁されている山奥の一軒家に、殺人を犯し逃走中の男が逃げ込み、奇妙な三角関係が始まるという物語。監禁男を佐野史郎、被監禁女性を伊東美華が演じる。ロケーション撮影は新潟で行われた。 北陸少女監禁事件 アイエナジー製作のAV(未発売)。少女役は倉本安奈。虐待表現など細部にこだわったあまり、プロデューサーから「やりすぎ」と言われ、メーカー、販売会社、警察、倫理メーカーの四者会議により発売が見送られた。後に新宿ロフトプラスワンにてエロシーンをカットして一度だけ上映された。観客74人にアンケートを取ったところ、「世に出すべき」と全員が答えたという。なお、当該作は、2003年に始まったアイエナジーの「エロシネマ」シリーズ第3弾としてリリースされる予定だったが、頓挫したためにシリーズも終了した。 葉隠しの家 円山みやこ作の短編漫画。男に誘拐された少女が暮らす日の差さない暗い二階の部屋と、男の母親が日の下で盆栽を育てる姿が対比され描かれる。
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