三咲市の人々
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 21:21 UTC 版)
土桔 由里彦(ときつ ゆりひこ) 全国に多くの工場を構える「土桔製パン株式会社(通称:トッパン)」の元経営者。 自称:芸術家。56歳の時に「この町には夢とか洒脱さが足りない」という使命感を合い言葉に、所有地であった社木郊外の土地を開放し、3年の月日を費やし完成させた美咲市を代表するレジャーランド、夢とユーモアあふれる地域密着型遊園地『やしろぎブレッド&キッツィーランド』の建設に着手したが、雑誌から受けた評価は非常に悪かった上に6歳児が遭難する事件が起きた為、1986年に自身の引退と重なって運営が困難となり、閉園した。 鳶丸の家庭事情を知っており、また有珠とはペンフレンド。妙に吹っ飛んだ思考を持ち、遊園地の事を未だに納得していない。 恒河(こうが) 草十郎の父方の親戚。 草十郎が山を降りて三咲町に住むにあたって、住居などの根回しをした人物。 槻司 喜実國(つきじ きみくに) 鳶丸の祖父。三咲市内の名家・槻司家の当主。 三咲市の檀家総代として力を持っていた槻司家が再興のために婿養子にとった資産家だったが、逆に三咲市での勢力拡大に貢献した事を得て家内での発言力を持ち、家督者となった。息子たちには疎遠な態度を取りながらも、鳶丸は大層気に入っている。 槻司 一義(つきじ ひとよし) 三咲高校の理事長。鳶丸の父。 槻司喜実國の長男。当初は迫害されていた鳶丸の唯一の味方であったようだが、鳶丸が家督候補者となると態度を一変させ、半ば冷戦状態のようになっている。下に弟が2人と妹が1人いる。 金鹿の父 中華料理店「まっどべあ」店主。 熊のような大男。草十郎や芳助が「まっどべあ」で働いている。妻は既に亡くしている。ガッチガチの就職派で金鹿の大学進学に猛反対していたが、兄達の説得に感激し、地元体育大学への進学を条件に許している。大の海賊マニアで、金鹿の名前はフランシス・ドレイクの船「金鹿号」からとったらしい。 金鹿の兄達 4人の兄で「まっどべあ」店員。大学進学に猛反対の父親に体操の素晴らしさを語りながら説得する良き兄達だが、金鹿自身ウザい兄貴達と思っている。何故かスケート部を根に持っている。ちなみに彼らが説得の際に熱く語った「あん馬」「鉄棒」「つり輪」は全て男専用の競技。
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