レッドカゴメ 932とは? わかりやすく解説

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レッドカゴメ 932【レッドカゴメ 932】(野菜)

登録番号 5016
登録年月日 1996年 3月 19日
農林水産植物の種類 トマト
登録品種の名称及びその読み レッドカゴメ 932
 よみ:レッドカゴメ 932
品種登録の有効期限 15 年
育成者権の消滅  
品種登録者の名称 カゴメ株式会社
品種登録者の住所 愛知県名古屋市中区錦三丁目14番15号
登録品種の育成をした者の氏名 余郷克己 山岡浩一 細井克敏
登録品種の植物体の特性の概要
この品種は,アメリカ合衆国パデュー大学からの導入したPu 76-169」とオハイオ州立大学からの導入したHEINZ 1775」を育種素材として育成した母系と,野菜茶業試験場より導入した盛岡17号ふりこま)」と保有系統「PK-1」を育種素材として育成した父系した交雑品種で,果形が球形離層がなく,半身萎凋病抵抗性及び萎凋病レース J-1抵抗性有する加工用品種である。 草姿は心止まり子葉大きさは中,色は緑,はい軸のアントシアニン着色は有,節間長はやや短,第1花房より下の葉数はやや少,花房間葉数は一般に2,葉色は緑,形は1型巻葉性はやや弱,根の太さは中である。花房の形は単純,花数は中,完熟期の果色は濃赤,果実表皮の色は黄,果形は球形,果頂部の形は僅かに突出果実大きさはやや小,果実硬さはかなり硬,子室数は一般に3,4,果肩部緑色は無,こうあ部のくぼみの程度はかなり浅,へた落ち大きさは小,果柄の離層は無,花落ちの形は点状,果肉の色は濃赤である。開花始期及び着色始期はやや早,耐高温性,耐低温性及び耐肥性は中,裂果抵抗性はかなり強,可溶性固形物含量及び酸度は中,全固形物量は高である。半身萎凋病抵抗性及び萎凋病レース J-1抵抗性は有,萎凋病レース J-2抵抗性は無である。 「カゴメ77」と比較して,こうあ部のくぼみの程度が浅いこと,果柄の離層が無であること,裂果抵抗性が強いこと等で,「レッドカゴメ82」と比較して,こうあ部のくぼみの程度が浅いこと,半身萎凋病抵抗性が有であること等で,「レッドカゴメ90」と比較して萎凋病レース J-2抵抗性が無であること等で区別性認められる
登録品種の育成経過概要
この品種は,出願者の研究所栃木県那須郡西那須野町)において,アメリカ合衆国パデュー大学から導入したPu 76-169」にオハイオ州立大学から導入したHEINZ 1775」を昭和54年交配して育成した選抜固定系統母系とし,野菜茶業試験場より導入した盛岡17号ふりこま)」に保有系統「PK-1」を59年交配して育成した選抜固定系統父系とした交雑品種で,平成2年より交配組み合わせ検定及び特性検定実施し5年目標とする特性を有しているのを確認して育成完了したのである



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