マンモスレイクス町とマンモス山スキー場
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「マンモス・ヨセミテ空港」の記事における「マンモスレイクス町とマンモス山スキー場」の解説
詳細は「w:Mammoth Lakes, California」および「w:Mammoth Mountain Ski Area」を参照 マンモス山(英語版)はロングバレー・カルデラ(英語版)の南西側境界付近にある溶岩ドームである。同山の麓にあるマンモスレイクス(英語版)町はモノ郡内で唯一、自治体化されているコミュニティである。「マンモスレイク」「マンモスレイクス」と呼ばれる湖はないが、町の境界内または周囲に多数の湖がある。 マンモス山スキー場(英語版)には年間延べ130万人のスキーヤーが訪れており、アメリカ合衆国のスキーリゾートとしては第3位である(2013年現在)。アメリカのベスト・スキー場のひとつとも言われる同スキー場には28本のリフトがあり、初心者から熟練者までが利用できるようになっている。なお、マンモスレイクス町、マンモス山、マンモス山スキー場はまとめて「マンモス」という通称で呼ばれる。マンモスにとっての”冬”シーズンはおおよそ11月から6月までで、7月までスキーができることも珍しくない。長いスキー・シーズンと年300日以上の晴天に恵まれているマンモスは、カリフォルニア州のスキーヤーやスノーボーダーにとっての”安息地”、あるいは”メッカ”だとされている。しかし、地理的には同州の”裏庭”にあり、自動車によるアクセスが不便である。例えば、南カリフォルニアのロサンゼルスからはほぼ国道395号線1本で約 300マイル (480 km) の距離を走らなければならず、最低5時間かかる。オレンジ郡中部からマンモスまでは 335マイル (539 km) あり、道路状況が良ければ5時間45分かかる計算である。サンフランシスコの場合、市内から出ることさえ困難である。一方、飛行機ではロサンゼルス、オレンジ郡、サンディエゴ、サンフランシスコから1時間半以内にマンモス・ヨセミテ空港に到着できる。 マンモス山スキー場の麓にはザ・ビレッジ・ロッジ (The Village Lodge) 、ザ・ウェスティン・モナーク・リゾート (The Westin Monache Resort) などのリゾート宿泊施設がある。アクティビティの種類やアクセス可能区域は季節や天候によって異なるが、マンモスではスキー、スノーボード、クロスカントリー・スキー、スノーチューブ、スノーモービル、アイススケート、釣り、ボート乗り、ゴルフ、マウンテンバイク、ハイキング、キャンプなどが楽しめる。 マンモス・ヨセミテ空港からは国道395号線の北方面(実際には西方向)に乗り、カリフォルニア州道203号線(英語版)で降りて左折する。203号線はメイン・ストリート (Main Street) としてマンモスレイクス町の中心を通り、ザ・ビレッジ・アット・マンモス (The Village at Mammoth 、通称”ザ・ビレッジ”) に差し掛かる所で右折してミナレット・ロード (Minaret Road) となり、スキー場のメイン・ロッジに向けてマンモス山を上る。 一方、ザ・ビレッジからマンモス・クリーク(英語版)に沿って走る道路はレイク・メアリー・ロード (Lake Mary Road) と呼ばれ、ツイン湖(英語版)、メアリー湖、ジョージ湖、ホースシュー湖などにアクセスしている。ただし、冬季は雪で道路閉鎖となるため、ツイン湖までしか行けない。ツイン湖は上流(南)側のアッパー・ツイン湖と、下流(北)側のロウアー・ツイン湖から成り、アッパー・ツイン湖に流れ込んでいる滝はツイン滝、ロウアー・ツイン湖から流れ込む川はマンモス・クリーク(マンモス川)と呼ばれる。 マンモスレイクスの宿泊施設や貸しコンドの多くはマンモス・ヨセミテ空港への無料送迎サービスを提供している。町内やスキー場への移動にはシャトルバス、トロリー、ゴンドラ(ロープウェイ式)が無料で利用できるほか、タクシーもある。また、ヨセミテ国立公園などへのツアーも出ている。
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