ポップレモン【ポップレモン】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10327号 |
登録年月日 | 2002年 6月 20日 | |
農林水産植物の種類 | ゆり | |
登録品種の名称及びその読み | ポップレモン よみ:ポップレモン | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 富山県 | |
品種登録者の住所 | 富山県富山市新総曲輪1番7号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 小泉昌広、岡崎桂一 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「コネチカットキング」に「アペルドーン」を交配して育成されたものであり、花は中輪の明緑黄色でスカシユリ型の切花向きの品種である。草丈は50~74㎝、茎の直径は5.0~9.9㎜、色は濃褐、毛じは無、節間長は茎の中央部は10~19㎜、止葉下は60~79㎜である。葉序は3/8、葉の全体の形は長楕円形、ねじれは無、葉幅は10~19㎜、葉長は6~8㎝、光沢は無、数は中、着生角度は60~89゜である。つぼみの形はⅡ型、花の向きは15゜未満、花房の形状は複総状花序、全体の形はスカシユリ型である。花径は120~149㎜、内花被の幅は30~39㎜、長さは6~8㎝、外花被の幅は20~29㎜、長さは6~8㎝である。花色は花弁の基部、地色、中肋部及び縁部は明緑黄(JHS カラーチャート2705)、裏面は浅緑黄(同2703)である。内花被1枚の斑点の数は30~39、外花被は10~19、つぼみの色は浅緑黄(同2703)、内花被の形はⅤ型、外花被の形はⅣ型、内花被先端の形状はⅡ型、反転の程度はⅥ型、外花被先端の形状はⅢ型、反転の程度はⅦ型、花被のねじれは1/8未満、花被上の乳状突起は有である。花糸の色は黄、花粉の色は黄褐、第1花梗の長さは30~59㎜、花梗の太さは中、色は褐、花梗への葉の着生は有、第1花梗の向きは30~59゜、1花茎の花数は中、花の香りは無、開花期は中である。「妙法の光」と比較して、葉の全体の形が長楕円形であること、つぼみの形がⅡ型であること、花房の形状が複総状花序であること等で、「モナ」と比較して、花弁の基部の色が明緑黄であること、内花被及び外花被に斑点が有ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和62年に富山県農業技術センター野菜花き試験場(砺波市)において、「コネチカットキング」に「アペルドーン」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、平成10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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