ポベーダ【ポベーダ】(草花類)
登録番号 | 第6064号 | |
登録年月日 | 1998年 1月 22日 | |
農林水産植物の種類 | ゆり | |
登録品種の名称及びその読み | ポベーダ よみ:ポベーダ | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | ヘブルデルス・フレッター・エン・ジェー・エー・デン・ハーン | |
品種登録者の住所 | オランダ王国 ウフストヘースタアベッハ 202 A,2231BD レインスブルフ | |
登録品種の育成をした者の氏名 | フローア フレッター | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,出願者所有の実生種どうしを交配して育成されたものであり,花はかなり大輪で,地色が紫ピンク,中肋部が浅緑黄,縁部が濃紫ピンクの切り花向きの晩生種である。 草丈は75~99㎝,茎の直径は5.0~9.9㎜,上部,中部及び下部の色は褐,毛じは無,節間長は茎の中央部は5~9㎜,止葉下は20~39㎜である。葉序は3/8,葉の全体の形は広披針形,ねじれは無,葉幅は20~29㎜,葉長は12~15㎝,光沢は無,数はやや多,着生角度は30~59゚である。つぼみの形はⅦ型,花の向きは60~89゚,花房の形状は総状花序,全体の形はヤマユリ型である。花径は210~239㎜,内花被の幅は60~79㎜,長さは13~17㎝,外花被の幅は40~49㎜,長さは12~15㎝である。花色は花弁の基部及び地色は紫ピンク(JHS カラーチャート9203),中肋部は浅緑黄(同2703),縁部は濃紫ピンク(同9512),裏面は紫白(同8301)である。内花被1枚の斑点の数は50~59,外花被は20~29,つぼみの色は浅黄緑(同3304),内花被の形はⅤ型,外花被の形はⅣ型,内花被の先端の形状はⅥ型,反転の程度はⅤ型,外花被の先端の形状はⅥ型,反転の程度はⅤ型,花被のねじれは1/8未満,花被上の乳状突起は有である。花糸の色は淡緑,花粉の色は赤褐,第1花梗の長さは60~89㎜,花梗の太さは中,色は褐,花梗への葉の着生は有,第1花梗の向きは30~59゚,1花茎の花数は中,花の香りは強,開花期は晩である。 「マルコポーロ」と比較して,花弁中肋部の色が浅緑黄であること,縁部の色が濃紫ピンクであること,内花被1枚の斑点の数が多いこと,つぼみの色が浅黄緑であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,1983年に出願者のほ場(オランダ王国)において,出願者所有の実生種どうしを交配し,1986年にその実生の開花株の中から選抜されたものであり,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,1990年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 なお,出願時の名称は「ニッポン」であった。 |
ポベーダ
ポベーダ(Победа、1901年 - 1922年)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 02:07 UTC 版)
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