ボートヌ【ボートヌ】(果樹)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8737号 |
登録年月日 | 2001年 3月 13日 | |
農林水産植物の種類 | なし(西洋なし) | |
登録品種の名称及びその読み | ボートヌ よみ:ボートヌ | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | アグリ オプタシオン株式会社 | |
品種登録者の住所 | フランス共和国 78280 セデックス ギュイヤンクール ラ ミニエール BP 46 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | イブ レスピナッセ | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「コンファレンス」に「ドワイエンヌ ディヴール」を交配して育成されたものであり、果形がびん、果実の大きさが中の試作地(山形県東根市)では10月下旬に収穫できる品種である。樹勢は強、新梢の長さは中、太さは太、表面の色は茶褐、節間長は中である。花芽の形は長楕円、えき花芽及び短果枝の着生は少である。成葉の形は楕円、葉の大きさは中、葉柄の長さは短、葉柄比率は小、先端の形は中、基部の形は楕円である。花弁の大きさは中、形は円、色は白、数は中、やくの色は濃紅、花粉の有無は有である。果実の整形はやや整形、果実の形はびん、色は緑黄、大きさは中、果形指数は大、果実最大幅の位置は中央、梗あは無、ていあの深さは浅、広さは中、果点の大きさは小、密度は密、果面のさびはかなり多である。果梗の長さは短、太さは中、がく片の有無は有である。果芯の大きさは中、形は短紡錘、果肉の色は黄白、硬さは軟、粗密は中、切り口の褐変はやや甚、甘味は高、酸味は中、香気は少、果汁の多少及び種子の数は中、形は長卵である。成熟期は晩で試作地においては10月下旬、追熟日数及び貯蔵性は中である。「ラ・フランス」と比較して、果実が整形であること、果実の形がびんであること等で、「コンファレンス」と比較して、果面のさびが多いこと、果芯の形が短紡錘であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、1964年にフランス共和国国立農業研究所のほ場(フランス共和国アンジェ)において、「コンファレンス」に「ドワイエンヌ ディヴール」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1988年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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