ペンタックスLXとは? わかりやすく解説

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ペンタックス LX

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/17 01:32 UTC 版)

PENTAXの銀塩一眼レフカメラ製品一覧:35mm判 (KマウントMF機種)」の記事における「ペンタックス LX」の解説

1980年6月5年もの開発期間経て発売されペンタックス35mm一眼レフにおいて、唯一のプロ用高級機である。旭光学創立60周年記念してローマ数字60意味するLX』と名付けられた。 ファインダー交換式。マウントステンレス製視野率98%・横95%。低速側(4秒~1/60)を電子式高速側(X=1/75~1/2000)、バルブメカ制御するハイブリッドシャッター搭載絞り優先AE機。モータードライブ当然ながら、長尺フィルムバックなども用意されシステム面抜かりなく21年亘る製造期間最末期まで改良続けられ各種改造サービスもあり、まさにプロのための機体だった。そのためカメラマンのみならず警察鑑識にも用いられた。 一般的に製造番号等で「初期型」「前期型」「後期型」に分かれると言われる初期型から前期型への主な変更点は、フィルムガイドローラーを裏ぶたに設置スプロケット部の使用感の向上、ファインダー脱着ボタン利用したファインダーLED点灯機能新設であり、前期型から後期型への主な変更点は、シャッターボタン部の指受皿変更IDM機能用のためにシャッター幕に印刷されていたドットパターン小変更がある。様々な改良加えられ後期型完成度が高いとされ、中古市場でも高値取引されているが、一方でコスト面でも改良されていることは否めない初期型に関して言えばボディ底部電池モールドきめ細かさや、後期型とはシャッター音や感触などが明らかに異なる。 独自のダイレクト測光システムである、IDMシステムファインダー側に受光素子持たず常時ボディ側で測光する)や、封入にシリコンコーキングを用いた世界初防塵防滴構造など非常に特殊な機構構造をもつカメラであり、特に防塵防滴構造など他社プロ機も倣うようになったLXゴールド(1981年)、LXチタン(1994年)、LXLIMITED(1995年)、LX2000(2000年)と、4種類限定版存在するそのひとつである『LX2000』登場時には当時主力製品であったMZシリーズ採用されている透過率の高い「ナチュラルブライトマットスクリーン」が採用されたが、IDMシステム採用しているため、以前のモデルにも露出計調整無し使用可能である。

※この「ペンタックス LX」の解説は、「PENTAXの銀塩一眼レフカメラ製品一覧:35mm判 (KマウントMF機種)」の解説の一部です。
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