ブルードコースト陣営
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/16 16:09 UTC 版)
ガルム かつて黄金の民によって創設され、そして反逆した暗殺者集団「ティアマト」の族長。 数百年の時を生き抜き、黄金の民を倒す為に戦ってきたが、13年前の戦争においてルシファーが異形の怪物に成り果ててしまった為、それ以降はブルードコーストでルシファーを封印し続けてきた。 嘗ては炎の復讐者(フレイミングアベンジャー)と呼ばれ、その名に相応しい肉体を持っていたが、サルトルとの対決(後述)やルシファーを封じてきた影響か本編ではミイラのような姿をしている。 侵攻してきたガブリエルの軍勢に果敢に挑むものの、見る影も無く衰えたガルムでは彼らを止める事ができずにエイラによって命を落とした。 13年前の戦争で、ミカエルを殺そうとしてサルトルと戦ったという過去がある。 グラシア・ラボラス ソードギルドの幹部であり、嘗てはガルムの元で剣を振っていた女暗殺者。ティアマトの一族では無いのだが、エイラに生贄にされそうになった所をガルムに救われてからティアマトに入る。 霜の復讐者(フロストリベンジャー)と呼ばれる多くの七道士をその手に掛けた実力者。黄金の民の抹殺を至上の目的としていて、13年前にミカエルを見逃したガルムと対立し袂を分かつ事に。 マルファスとハルファスと言う2人の息子がいる(作中で明言されている訳ではないが恐らく父親はガルム)。彼らに嫌悪されつつもグラシア自身は息子達を認めている辺り、ガルムに対して女性的な意地を張り通したとも言えるかもしれない。 最後にはカウンシルの軍勢をジャイアントヒルに率いて参戦する。自らも復讐の相手であるエイラと戦い、ガルムの剣で本懐を遂げた。 本編終了後も400年生きたが、その時代に現れた「5人の魔王」の暗殺に失敗し自害している。 ハルファス・マルファス ガルム、グラシアの息子に当たる2人の剣士。ハルファスが兄で、マルファスが弟。 剣士であると共に、ブルードコーストで採れる「魔力を喰らう鉄」を鍛える術に長け、イェソドの助けを得てミカエルの「魔剣」を鍛え上げた。 戦士としても超一級で、最終決戦においては、エイラの手で黄泉返った一族の始祖「マルコキアス」をハルファスの犠牲の末に撃破している。 マルファスはその後も族長として400年を生き延びたが、とある暗殺者との戦いで討ち死にしたらしい。
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