フェレドキシンとは? わかりやすく解説

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フェレドキシン【ferredoxin】


フェレドキシン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/16 00:25 UTC 版)

フェレドキシン (ferredoxin) は、内部に鉄-硫黄クラスター (Fe-Sクラスター) を含む鉄硫黄タンパク質の一つであり、電子伝達体として機能する。ヘムを含まない非ヘムタンパク質(他にルブレドキシン、高電位鉄-硫黄タンパク質など)のひとつであり、動物から原核生物まで広く分布する。光合成窒素固定炭酸固定水素分子の酸化還元など主要な代謝系に用いられる。酸化還元電位 (E0') は−0.43V。略号はFdである。




「フェレドキシン」の続きの解説一覧

フェレドキシン (Fd)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/30 07:26 UTC 版)

電子伝達体」の記事における「フェレドキシン (Fd)」の解説

光合成以外にも多く原核生物での電子伝達用いられる鉄・硫黄クラスターを含むタンパク質光化学系Iから NADP+ への電子伝達関与する極めて低い酸化還元電位を持つ。

※この「フェレドキシン (Fd)」の解説は、「電子伝達体」の解説の一部です。
「フェレドキシン (Fd)」を含む「電子伝達体」の記事については、「電子伝達体」の概要を参照ください。


フェレドキシン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 03:21 UTC 版)

光化学系I」の記事における「フェレドキシン」の解説

フェレドキシン (Fd) は、NADP+からNADPHへの還元促進する可溶性タンパク質である。Fdは、孤立したチラコイドまたはNADP+を還元する酵素いずれかに電子を運ぶように移動するチラコイド膜には、Fd各機能に対して1つ結合部位がある。Fd主な機能は、鉄・硫黄複合体から酵素フェレドキシン-NADP+レダクターゼ電子を運ぶことである。

※この「フェレドキシン」の解説は、「光化学系I」の解説の一部です。
「フェレドキシン」を含む「光化学系I」の記事については、「光化学系I」の概要を参照ください。

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