ピクシス ホワイト【ピスシス ホワイト】(草花類)
登録番号 | 第6518号 | |
登録年月日 | 1998年 7月 2日 | |
農林水産植物の種類 | カーネーション | |
登録品種の名称及びその読み | ピクシス ホワイト よみ:ピスシス ホワイト | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 1999年 7月 5日 | |
品種登録者の名称 | 日本たばこ産業株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都港区虎ノ門二丁目2番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 吉田洋之 石原義啓 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,出願者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり,花は黄白色の盛咲きで,中輪の切り花向き品種である。 草姿は中間,開花時草丈は高,節数は中である。茎の長径はやや太,硬さは剛,折れの難易はかなり易,色は灰緑,ろう質の有無は多,立茎数は中,1茎の側芽及び側枝数は極多,側枝の着生位置は主に中部,節間長は中,最長節間の位置は第5節である。葉全体の形は線形,先端部の形は鋭くとがる,葉巻き程度は少し巻く,最大葉長はやや短,葉幅は狭,葉色は濃緑,ろう質は中である。つぼみの形は円柱形,大きさは中,花の重ねは八重,上から見た花形は円形,側面から見た花形は盛咲き,花径は中,花色は黄白(JHS カラーチャート3101),色彩模様は単一,花弁の波状程度は波状,鋸歯の深さはやや浅,数は少,花弁の長さは中,幅はやや広,数はやや少,柱頭の露出の有無は有,ほう葉の形はⅠ型,数は4枚,長さは中,がくの形は円柱形,がく筒の色は緑,がくの太さ及び長さは中,花の香りは弱である。開花習性は四季咲き,早晩性は晩生,がく割れの難易性は極めて難である。 「ヒルウイプリン」と比較して,つぼみの形が円柱形であること,花弁鋸歯の数が少ないこと等で,「ロンキルノ」と比較して,花弁鋸歯の数が少ないこと,柱頭の露出の有無が有であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成元年に出願者の温室(栃木県小山市)において,出願者所有の育成系統どうしを交配して得られた実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,4年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 なお,出願時の名称は「ピクシス」であった。 |
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