花ふぶき【ハナフブキ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第5264号 |
登録年月日 | 1996年 11月 21日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 花ふぶき よみ:ハナフブキ | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 1999年 11月 22日 | |
品種登録者の名称 | 沖縄県経済農業協同組合連合会 | |
品種登録者の住所 | 沖縄県浦添市勢理客555-28 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 町田隆 阿嘉良弘 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「オリオン」に「フラミンゴ」を交配して,育成されたものであり,花は紫ピンク色の小輪でスプレイ仕立ての切花用品種である。 草型は直立性,草性は高性,開花時の草丈は高である。茎の太さは4.0~5.9mm,色は淡褐,強さはやや強,縦じわは低,稲妻型屈曲は無,節間長は30~39mmである。葉身長は75~99mm,葉幅は50~74mm,基部の形は凸形,先端部分の形は尖,一次欠刻は0.70~0.89,二次欠刻の程度は低,葉裂片縁部の重なりは平行する,葉の表面の色及び裏面の色は緑,光沢度及び厚さは中,たく葉の有無は全体的にある,分布状態は主に両側,形は2深裂する,大きさは小である。つぼみの形は丸,花の大きさは50~69mm,舌状花の重ねは2~4列,舌状花数は20~59である。管状花数は100~199,分布は集中,全長は8.0~8.9mmである。花弁の形は平弁及びさじ弁,先端の形は丸い,外花弁の反り方は平,花弁の長さは30~39mm,幅は5.0~9.9mm,外花弁の表面及び裏面の色は紫ピンク(JHS カラーチャート8903),外花弁の角度は上向き,花盤の色は黄緑色である。花たくの形は盛り上がったドーム状,総ほうの大きさは10~19mm,総ほう部から花頂部までの高さは20~29mm,花首の長さは40~59mm,季咲きの開花期は秋である。 「フラミンゴ」と比較して,たく葉の形が2深裂すること,花弁の形が平弁及びさじ弁であること,外花弁の裏面の色が紫ピンクであること等で,「ピンキー」と比較して,葉の基部の形が凸形であること,葉の凹凸が弱いこと,花弁の形が平弁及びさじ弁であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,出願者のほ場(沖縄県具志川市)において,平成元年に「オリオン」に「フラミンゴ」を交配して得られた実生から選抜,育成されたものであり,以後,増殖を行いながら特性調査を継続し,4年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
花吹雪【ハナフブキ】(草花類)
登録番号 | 第4028号 | |
登録年月日 | 1994年 3月 23日 | |
農林水産植物の種類 | カーネーション | |
登録品種の名称及びその読み | 花吹雪 よみ:ハナフブキ | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 1997年 3月 24日 | |
品種登録者の名称 | 隅部武春、大野宝作 | |
品種登録者の住所 | 熊本県熊本市御幸西無田町1261の3、熊本県熊本市御幸西無田町1269 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 隈部武春 大野宝作 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「ライラック」と、「はつしも」に「メリサ」を交配して得られたピンクの花色の多花系統を交配し、選抜育成したものであり、花色は明赤紫の地色に黄白の覆輪が入る、八重、スプレイタイプで切花向きの小輪花である。 草型は中間、草丈は中、茎の太さは中、長さは41~50cm、節間長は6 ~7cm、節数は15~18節、茎の色は濃緑、硬さは硬である。葉長(第5葉)は 9~ 11cm、幅は0.8 ~ 1.2cm 、色は濃緑、葉巻き程度及びろう質の有無は中である。花房の形は1茎多花、蕾の形は円柱形、花は八重で盛咲、大きさは5 ~6cm 、花色は明赤紫(JHS カラーチャート9706)の地色に黄白(同2501)の覆輪が入る複色で、複色割合は中である。花弁の形は丸、大きさは中、花弁縁の鋸歯の形は浅、数は多、花弁数は21~35枚、柱頭の表面の形は平滑である。がく筒の形は円柱形、長さは3.0cm 以下、直径は1.2cm 以下である。花の香りは弱、開花習性は四季咲、早晩性は早、がく割れは無である。 「スカーレットエレガンス」と比較して、花色が明赤紫の地色に黄白の覆輪が入る複色であること、柱頭の表面の形が平滑であること、がく筒の形が円柱形であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、育成者のほ場(熊本県熊本市)において、昭和60年に「ライラック」と、「はつしも」に「メリサ」を交配して得られたピンクの花色の多花系統を交配して得られた実生個体の中から選抜したものであり、以後、増殖と特性の調査を継続し、昭和62年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
華吹雪【ハナフブキ】(食用作物)
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