ネフローゼ‐しょうこうぐん〔‐シヤウコウグン〕【ネフローゼ症候群】
ネフローゼ症候群 ( nephrotic syndrome )
腎臓に障害をもたらす病気ですが、症候群という呼び名どおり単一の病気ではなく、多くの原因疾患から1つの共通した症状を呈するのが特徴です。共通する特徴とは、高度のタンパク尿、低蛋白血症(血液中のタンパク質が極度に低下した病態)、高脂血症、浮腫(むくみ)などです。さらに、泡状の尿や食欲不振、倦怠感、まぶたの腫れ、腹痛などの異常をともなうこともあります。この病気の原因には、腎臓自体に生じた病変以外に、感染、がん、薬物による障害などがあります。逆にこのような原因が特定できた場合は、それらの治療や原因の排除によって治る確率も高くなります。また、かつてネフローゼ症候群は1~4歳あたりまでの子どもに多いとされていましたが、現在ではおとなでもまれではなく、注意が必要です。
ネフローゼ症候群
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