ドラえもんトラム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/12 01:17 UTC 版)
「万葉線MLRV1000形電車」の記事における「ドラえもんトラム」の解説
2012年(平成24年)より、MLRV1000形のうち1編成を充てて、藤子・F・不二雄の漫画『ドラえもん』のキャラクターを車内外に描いたラッピング電車「ドラえもんトラム」が運転されている。 この「ドラえもんトラム」は、万葉線の沿線高岡市が藤子・F・不二雄の出身地であることから市と高岡商工会議所、万葉線株式会社からなる実行委員会によって企画され、漫画の主人公ドラえもんの生誕(2112年9月3日)100年前を記念して2012年(平成24年)9月8日より運転を開始した。同車両の車体は本来の赤色からドラえもんをイメージした青色をベースに赤ラインが1本入ったデザインに、内装も同様に青基調に変更され、車内外各所にキャラクターが描かれている。また、ドア部分はどこでもドアを模したデザインのピンク色とされている。 運行は当初2013年(平成25年)8月末までの1年間の予定であったが、国内外から観光客を集めて「ドラえもんトラム」の乗客だけで同年5月に10万人を突破したことから、2015年(平成27年)8月末まで2年間の運行期間延長が決まった。期限の2015年8月には運行期間の2018年(平成30年)8月末までの再延長が決まり、2018年7月には引き続き国内外からの集客に効果があるとしてさらに3年間(2021年(令和3年)まで)の延長が発表された。 「ドラえもんトラム」は2012年の運行開始当初は第5編成 (MLRV1005) によって運転されていたが、検査の関係で2013年7月から車両が変わり、第2編成 (MLRV1002) で運行されるようになった。さらに2016年(平成28年)4月からは、同じく車両検査の都合で第4編成 (MLRV1004) が新たに3代目の「ドラえもんトラム」になっている。
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