ディスパッチドとは? わかりやすく解説

dispatched

別表記:ディスパッチド

「dispatched」の意味・「dispatched」とは

「dispatched」とは、英語の動詞で、主に「送る」「発送する」「急送する」などの意味を持つ。また、任務遂行する」や「処理する」などの意味含まれる具体的な使用例としては、商品文書を送る場合や、救急車警察車両急行させる場合などに使われる

「dispatched」の発音・読み方

「dispatched」の発音は、IPA表記では/dɪˈspæt/となる。IPAカタカナ読みでは「ディスパーチト」となる。日本人発音するカタカナ英語では「ディスパッチド」と読む。この単語発音によって意味や品詞が変わる単語ではない。

「dispatched」の定義を英語で解説

「dispatched」は、英語で「to send off or away with speed, as a messenger, telegram, body of troops, etc.」と定義されている。これは、「急速にメッセンジャー電報軍隊などを送り出す」という意味である。

「dispatched」の類語

「dispatched」の類語としては、「sent」「shipped」「delivered」などがある。これらの単語も「送る」や「発送する」などの意味を持つが、それぞれに微妙なニュアンス違いがある。

「dispatched」に関連する用語・表現

「dispatched」に関連する用語としては、「dispatch」や「dispatcher」がある。「dispatch」は「急送」や「発送」を意味する名詞で、「dispatcher」は「発送人」や「送り出す人」を意味する名詞である。

「dispatched」の例文

以下に「dispatched」の使用例を示す。 1. The goods were dispatched immediately after the order was confirmed.(注文確認され直後に、商品発送された。) 2. The police were dispatched to the scene of the accident.(警察事故現場急行させられた。) 3. The documents were dispatched to the client yesterday.(書類昨日クライアント送られた。) 4. The troops were dispatched to the border.(軍隊国境送られた。) 5. The ambulance was dispatched as soon as the emergency call was received.(緊急電話受け取られるとすぐに、救急車急行させられた。) 6. The package was dispatched this morning.(パッケージ今朝発送された。) 7. The fire department was dispatched to put out the fire.(消防署火事を消すために急行させられた。) 8. The courier dispatched the parcel to the recipient.(宅配業者荷物受取人送った。) 9. The team was dispatched to handle the situation.(チーム状況処理するために送られた。) 10. The letter was dispatched to the wrong address.(手紙間違った住所送られた。)

ディスパッチド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/12 17:05 UTC 版)

ディスパッチド
Dispatched
出身地  スウェーデン
セーデルマンランド県
グネーシュタ (結成時)
ストックホルム県
セーデルテリエ (現在)
ジャンル メロディックデスメタル
活動期間 1991年 - 2002年
2004年
2021年[1] -
レーベル エグジュームド・プロダクションズ
トップリング・コロッサス
クシャトリャス・プロダクションズ
ミュージック・フォー・ネイションズ
カオスマスター・プロダクションズ
メデューサ・プロダクションズ
ライジング・リアルム・レコード
サウンドホリック
メンバー フレドリック・カールソン (ボーカルキーボード)
ダニエル・リュンドベリ (ギター・キーボード・バックボーカル)
ペッテル・フロー (ベース)
旧メンバー クリステル・アンデション (ボーカル)
ウルリカ・フォシュベリ (ギター)
デニス・フルティン (ギター)
エミル・ラーション (リズムギター)
ヨナス・キンブレル (ベース)
フレドリック・ラーション (ベース)
マティアス・ヘルマン (ベース)
エマニュエル・オーストロム (ドラム)
デニス・ニルソン (ドラム)

ディスパッチドDispatched)は、スウェーデンメロディックデスメタルバンドである。

略歴

1991年にダニエル・リュンドベリ (G/Key)とクリステル・アンデション (Vo)によって結成。1992年に入って、ヨナス・キンブレル (B)[注釈 1]とフレドリック・アンデション (Ds)が加入したが、フレドリックは短期間で脱退し、同年中にエマニュエル・オーストロム (Ds)が加入[1]。1stデモ『Dispatched into External』を製作した。

その後もデモ音源をいくつかリリースした。その後アルバム用音源を録音し、その音源はドイツのエグジュームド・プロダクションズからアルバム『Blackshadows』としてリリースされる予定だった。しかし、レーベル側の資金不足により、リリースされることは無かった。結局、この時録音された音源から4曲をピックアップして、1995年に1st EP『Awaiting the End』をエグジュームド・プロダクションズからリリースした。しかし、エグジュームド・プロダクションズは同年頃に倒産している。更に1996年には、『Awaiting the End』と同様に、『Blackshadows』の音源から4曲がピックアップされて、2nd EP『Blackshadows』[注釈 2]が、マルタのトップリング・コロッサスからリリースされた。なお『Blackshadows』のアルバム音源収録後の1994年に、ヨナス・キンブレルとエマニュエル・オーストロム、更にオリジナルメンバーのクリステル・アンデションが脱退している[1]。この脱退劇により、バンドメンバーはリュンドベリ1名となってしまう[1]

1995年にフレドリック・カールソン (Vo/Key)、フレドリック・ラーション (B)とマティアス・ヘルマン (Ds)が加入しバンド体勢を立て直すものの、ヘルマンは同年中に脱退してしまった[1]。EPの収録を行うことになるが、レコーディングを行なう前にヘルマンが脱退してしまったため、デニス・ニルソン (Ds)が代理をつとめた。レコーディング後、ニルソンは正式メンバーとして加入している。1997年に3rd EP『Returned to Your Mind』を前作に引き続きトップリング・コロッサスからリリースした。1997年にエミル・ラーション (G)が加入し[1]、ツインギター体制となる。トミー・テクレン[注釈 3]レコーディング・エンジニアに起用して音源を収録し、同年中に4th EP『Promised Land』をドイツのクシャトリャス・プロダクションズからリリースしている。

そして、1999年イギリスミュージック・フォー・ネイションズと契約し、翌2000年に1stアルバム『Motherwar』をリリースした。リリース後、フレドリック・ラーションが脱退し、短期間ドラマーとして在籍していたマティアス・ヘルマンが後任ベーシストとして再加入した。

2002年に、イン・フレイムスアンダース・フリーデンをプロデューサーに起用して、2ndアルバム『Terrorizer』を録音するも、レーベルとバンド側に衝突が生じ、2002年にバンドは解散する。録音した音源は、2003年に、プエルトリコのカオスマスター・プロダクションズ及びドイツのメデューサ・プロダクションズから『Terrorizer: The Last Chapter...』としてリリースされた。

2004年にバンドは再結成され、マティアス・ヘルマン以外のメンバーが復帰した。同年、ライジング・リアルム・レコードから2ndアルバムが『Terrorizer』とタイトルを短縮して再リリースされた。同アルバムは、日本でもサウンドホリックからリリースされた。また、この時期には3rdアルバムが2005年にはリリースされると予告されていた[2]。しかし、3rdアルバムはリリースされることはなく、バンドの活動は長らく中断していた。なお、2021年活動再開後にリュンドベリが公式Facebookに綴ったメンバーの変遷では2004年の記載がなく[1]、2ndアルバムを再リリースしたのみで、バンドとしての活動はほとんどなかったものと考えられる。

2014年ロシアのGSプロダクションズから、コンピレーション・アルバムとして『Blackshadows (Dispatched to Hell - Part I)』と『Promised Land (Dispatched to Hell - Part II)』が其々100枚限定でリリースされた。前者は、正式にリリースされることのなかった幻の1stアルバム『Blackshadows』を全曲収録し、加えてデモテープ『Dispatched into External』、デモテープ『Act of Resurrection』を収録している。後者は、EP『Promised Land』及びEP『Returned to Your Mind』に加えて、デモテープ『Promo 2』と2001年から2002年にかけて収録された未発表音源3曲を加えた構成となっている。

長らく活動休止しており、事実上の解散状態であったが、2021年より活動を再開。再開時のメンバーは、解散時のメンバーの内、フレドリック・カールソン (Vo)、ダニエル・リュンドベリ (G, Key)の2名と、新メンバーのペッテル・フロー (B)の3名[1]。これに加えてパトリック・ランドベリ (Ds)と元メンバーのクリステル・アンデション (Vo)がゲストとして参加している[1]2022年に20年ぶりの新アルバムとなる3rdアルバム『Warfare』をデジタルフォーマットでリリースした。

メンバー

現メンバー

旧メンバー

  • クリテル・アンデション (Krister Andersson) - ボーカル (1991 - 1994)
  • ウルリカ・フォシュベリ (Ulrika Forsberg) - ギター (1993)
  • デニス・フルティン (Dennis Hultin) - ギター (1997)
  • エミル・ラーション (Emil Larsson) - リズムギター (1998 - 2002, 2004)
当初はレコーディング時のセッションメンバーだった。レコーディング後、正式メンバーとして加入。
  • ヨナス・キンブレル (Jonas Kimbrell)[注釈 1] - ベース (1992 - 1994)
  • フレドリック・ラーション (Fredrik Larsson) - ベース (1995 - 2000)
ハンマーフォールに所属しているフレドリック・ラーションは担当楽器は同じであるが同姓同名の別人である。
  • マティアス・ヘルマン (Mattias Hellman) - ベース (2000 - 2002)・ドラム (1995)
1995年にドラマーとして加入するも脱退し、2000年にベーシストとして復帰した。
  • エマニュエル・オーストロム (Emanuel Åström) - ドラム (1992 - 1994)
  • デニス・ニルソン (Dennis Nilsson) - ドラム (1996 - 2002, 2004)

ディスコグラフィ

スタジオ・アルバム

2007年ポーランドメタル・マインド・プロダクションズから、デジパック仕様で再発された。
『Terrorizer: The Last Chapter...』の再発。曲順などが変更されている。
  • Warfare (2022)

コンピレーション・アルバム

  • Blackshadows (Dispatched to Hell - Part I) (2014, Compilation)
未リリースアルバム『Blackshadows』、デモテープ『Dispatched into External』及びデモテープ『Act of Resurrection』を収録。
  • Promised Land (Dispatched to Hell - Part II) (2014, Compilation)
EP『Promised Land』、EP『Returned to Your Mind』、デモテープ『Promo 2』及び未発表音源3曲を収録。

EP

シングル

デモ

  • Dispatched into External (1992, Demo)
  • Promo 2 (1993, Demo)
  • Act of Resurrection (1993, Demo) [注釈 5]
  • Promo 1999 (1999, Demo)
  • Terrorizer (2001, Demo)

その他

注釈

  1. ^ a b 2022年にリュンドベリが綴ったバンドメンバーの変遷では、ヨナス・アンデションと記載されているが[1]、当時リリースされたデモテープなどでは、ヨナス・キンブレルと記載されている。本名・芸名の関係なのか等不明であるが、本項目ではヨナス・キンブレルで統一する。
  2. ^ a b リリースされることのなかった1stアルバムと同名。
  3. ^ ヒポクリシーピーター・テクレンの実兄。
  4. ^ a b 正式にリリースされることのなかったアルバム『Blackshadows』用の音源から4曲をピックアップして収録している。
  5. ^ 本デモテープと同内容で『Promo-Tape '93』と題された音源も存在する。
  6. ^ 1stアルバムとなる予定だったが、レーベル側の経営難の煽りを受けて、リリースされることはなかった。

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j Daniel Lundberg (2022年8月12日). “DISPATCHED official home…” (英語). Dispatched Official Facebook. 2023年8月12日閲覧。
  2. ^ Terrorizer日本盤(サウンドホリック)帯より



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