ティレル・006
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ティレル・006 (Tyrrell 006) は、ティレルがF1世界選手権用に製作したフォーミュラ1カー。デザイナーはデレック・ガードナー。1972年終盤から1974年中盤まで使用された。
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- ^ 『F1全史 1971 - 1975』 ニューズ出版、1993年、66頁。
- ^ a b 『モデル・カーズ 21』 ネコ・パブリッシング、1994年、72頁。
- ^ a b c d e f g 『F1グランプリ特集』、119頁。
- ^ 『F1グランプリ特集』、118頁。
- ^ 『GRAND PRIX SPECIAL』 2013年6月号、87頁。
- ^ a b “Tyrrell 006/2 race history”. OldRacingCars.com. 2013年12月17日閲覧。
- ^ “Tyrrell 005/006 race history”. OldRacingCars.com. 2013年12月17日閲覧。
- ^ 『F1グランプリ特集』、120頁。
- ^ 『F1全史 1971 - 1975』、120 - 128頁。
- 1 ティレル・006とは
- 2 ティレル・006の概要
- 3 成績
ティレル006
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/23 06:06 UTC 版)
「フランソワ・セベール」の記事における「ティレル006」の解説
カナダGPでのシェクターとのクラッシュにより、ずっと使っていたシャシーであるティレル・006が壊れたため、アメリカGPでは彼のために(ケン・ティレルにとっては翌年のリーダーのために)作られた新しい006/3を使うことになった。 006はヨッヘン・リントが事故死した際乗っていた車種であるロータス・72に似ていた。そのため、005から006/3に至るまでのシャシー内部にあるフロントブレーキもロータス72同様問題を抱えていた。これはロータスとティレルのマシンには「インボード・ブレーキ」という構造を採用していたからである。 他のコンストラクターが新しい規則に合わせるための車を作っている間、ティレルは1973年の4月にその規則に合わせた車を作った。インボード・ブレーキは一番熱くなる部分(ブレーキローターとブレーキパッド)が車体の中(通常はホイール内部)にあるが、ティレルのスポーツカーノーズと呼ばれるフロントのウイングの構造では、内部にあるブレーキの一番発熱する部分のクーリングに必要なだけの十分な空気が入らなかった。 実際、スチュワートが乗っていた005は南アメリカGPのプラクティスでブレーキラインの故障で大事故を起こしている。
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