チェコ鉄道による運行
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 16:18 UTC 版)
スーパーシティ(SC:SuperCity)ペンドリーノ形車両による特急列車で、同国の看板列車で、主に県庁所在地のみに停車する。主に首都プラハとオストラヴァを結ぶが、ヘブやコシツェに乗り入れる便もある。かつては、ウィーン(オーストリア)、ブラチスラバ(スロバキア)への直通列車もあった。 レイルジェット(railjet)国際特急列車。プラハ - ウィーン - グラーツ間に運行され、主に県庁所在地中心に停車する。 ユーロシティ(EC:EuroCity)国際特急列車。プラハからベルリン、ブダペスト、ジリナ等に多数の列車が運行されている。各県2駅程度停車する便が多い。 インターシティ(IC:InterCity)国内特急列車。上記3種類の各特急の補完としての役割で、本数は少ない。プラハを起点に、オパヴァ・ズリーン・ヴェセリーといった、モラヴィアの地方都市を結ぶ路線が中心となっている。 ユーロナイト(EN:EuroNight)寝台特急列車、チェコ国外ではシティナイトラインとなる列車もある。全6系統が運行されており、全て国外に直通する。 Ex(Expres)特急列車。ユーロシティ(EC)と合わせてパターンダイヤで、停車駅も同じとなっているケースが多いが、車内サービスに違いがある。隣国に直通する国際列車と、国内のみで運行される列車の双方が運行されている。 Rx(Rychlík vyšší kvality)特急列車。日本の特急(エル特急)に相当し、郡中心クラスの町にも多く停車する。2014年12月に登場し、2016年9月現在、プラハ-プルゼニ-ヘブ/ジェレズナー・ルダ間、およびブルノ-ブルジェツラフ-オロモウツ間にのみ設定されている。 R(Rychlík)特急列車。日本の特急(エル特急)に相当し、郡中心クラスの町にも多く停車する。Rxの運行路線を除くほとんどの幹線に設定されていてチェコ全土をカバーしている主要種別である。 Sp(Spěšný)快速列車。優等列車であるが、リフリークより停車駅が多い。設定されている路線は少なく、また本数が少ないケースが多い。 Osobní:普通列車国内のほとんどの路線に設定されていて、原則各駅に停車するが、一部駅を通過するものもある。
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