ダッガー
ウォーカーマシン
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/18 14:58 UTC 版)
ウォーカーマシン (Walker Machine) とは、テレビアニメ及びアニメーション映画『戦闘メカ ザブングル』に登場する、架空の作業用・戦闘用ロボットの総称である。
注釈
- ^ ただし、一部の公式資料では現在我々が使用する内燃機関としてのガソリンエンジンと全く同様のテクノロジーであるか否かの明言は避けられている。なお、本作の登場キャラやメカニックがスピンオフ参戦したPS用ゲーム『スーパーロボット大戦α外伝』には、このガソリンエンジンに関する設定から派生した「高性能ガソリンエンジン」なるアイテムが登場。ウォーカーマシンだけでなく他のロボットなどに「強化パーツ」として装着することで、性能をアップできた。これを受け、昨今ではウォーカーマシンのエンジンの名称を「高性能ガソリンエンジン」と表記する場合もあるが、公式の設定というわけではない。
- ^ 飛行型のドランタイプだけは、実在の航空機と同じ操縦桿的なもので動かす。
- ^ 機種に関係なく利用できるようで、サンドラットが破壊したマシンから取り外して売り払っていた。
- ^ 特撮作品でも1973年の『ジャンボーグA』では、途中からジャンボーグ9が登場するが、こちらはそれまでの主役機のAと必要に応じて使い分けるという違いがある。
- ^ アニメ設定における対比図では「約6m」と書かれている[1]。
- ^ 照準器無し、曳光弾照準式。通常は操縦席右脇に付けられており、遠隔操作はできないため、一人での操作時は片手運転を余儀なくされる。
- ^ 操縦席左脇に設置するオプション火器。装填や発砲に両手が必要なので、一人での操作時は完全な手放し運転になる。
- ^ 厳密にはロケット弾ポット(誘導機能は無い)。
- ^ バンダイのプラモデルにおいて胸部に増設されている。
- ^ 肩の上に、機銃もしくは無反動砲の射手用の簡易座席が設けられることも多い。座席無しで直接座って操作する場合もある。
- ^ ただし模型は黄色系(劇中にはあまり出てこない)で塗装される事が多い。
- ^ アニメ設定における対比図では「約5.5m」と書かれている。
- ^ アニメ設定における対比図では「約10m」と書かれている。
- ^ 異説として「12.7mm機銃×2」[2]。
- ^ 設定画は『記録全集(1)』p196他に記載。クラブタイプの操縦席内部設定には窓枠が描かれているため、元は初期設定であった物と思われる。
- ^ 威力はあるが精度が低いのを補う発想から、ロケット弾を連射する大型火器。
- ^ 異説として「20mm機関砲×1」。
- ^ アニメ設定における対比図では「約14.5m」と書かれている。
- ^ 口径は不明。存在しない場合もあり、第10話に登場する機体は機銃の代わりにアンテナがある。内部設定及びプラモデルにおいても存在しない。
- ^ 第2話のキッド・ホーラ搭乗機(プロメウスA)は胴体脇の2基のエアインテークのような部分からカッターを発射し、ジロンのザブングルの翼をもぎ取っている。だが、のちに発売されたプラモデルではその部分はラジエーター、もしくはエアインテークとして細いフィン状に造型されており、大型カッターの設定は消えている。
- ^ ただし第6話のグロッキーの機体、及び第49話のDr.マネの機体の銃座からは2名が脱出していることから、計4名の可能性もある。
- ^ 第4話において、ティンプ機は胸部肩付近の穴より4発+1発(着弾音のみ)を発射しているため、総弾数は6発以上と思われる。
- ^ 異説として「20mm連装機関砲」[4]、「13mm連装機銃」[5]。
- ^ 異説として「20mm機関砲×2」、他。
- ^ ただし画面上ではザブングルよりもサイズが下回る様には見えない。
- ^ ウォーカー・ギャリアと同型。
- ^ 超合金魂の付属版。
- ^ 監督はギャロップの様な足にしてくれとの修正を求めたが、出渕は自らの案を通した[9]。
- ^ ただし設定画における対比図では、人間サイズの倍以上の大きさを有している。
- ^ どの部分を指すのかは判然としない。設定画では、上部には「機関砲」、両胸には「バルカン」の書き文字あり。
- ^ 設定画ではカノン砲にキューポラが存在し、キャノピーには二つの椅子の影が見えるため、画稿から見て取れる乗員数は最低3名である。
- ^ TVシリーズの三年後を描いた伊藤明弘のコミック『BLUE GALE II THE BRIGHAM ROCK WAR』(『ブルーゲイル 伊藤明弘作品集』大都社)において、ソルトが入手して使用している機体が多数登場する(デザインは同一ではなく、キャノピーの形状がダッガー風にアレンジされている)。
- ^ 『大事典』の池田繁美のイラスト(折込ポスター)における表記。
- ^ 設定画稿のバルキリと書かれた箇所は横線で一旦打ち消され、その上に再び大きく「バルキリ」と書き直されている。
- ^ 後に発売されたプラモデルでは、ザブングルは変型・合体不可能、ギャリアはギャリィ・ホバーにのみ変型可能だった。
- ^ 『変型デラックス』のみ、設計・製作は「加藤製作所」によるもの。
- ^ これに先がけた1985年1月号の「むしかえし企画」と題された企画ページでこのペーパークラフトが紹介され、読者プレゼントとしたところ数多くの応募が集まったという経緯がある。
- ^ 初回生産分ではパッケージの通し番号が「No.3」と誤ったまま発売されていた(実際には「No.4」で「No.3」はクラブタイプ)。
出典
- ^ 『完全設定資料集』P37
- ^ 『メカ大百科』p56
- ^ 『模型情報』vol.36(1982年8月号)出渕裕インタビューより。
- ^ 『メカ大百科』p62
- ^ 1/100カプリコタイプのパッケージより。
- ^ 『マスターファイル』p57
- ^ 『記録全集(1)』p196、『(EB)大図鑑』p18
- ^ 『マスターファイル』p56
- ^ 『記録全集(3)』P71
- ^ ルナ・インダストリア『NOCTURNE』p31(同人誌)
- ^ 『マクロスエースVol.007 p88』及び『キャラクターランド 4号 p47』
- ^ 『(EB)大図鑑』p61。ただし同書P119には「ドランの前段階のものと考えられる」とも書かれている。
- ^ 『(EB)大図鑑』p61
- ^ 『記録全集(3)』p72
- ^ 『グレートメカニックG 2017 SUMMER』p25
- ^ 『ウォーカーギャリア メモリアルハンドブック(R3 1/100ウォーカーギャリア付属)』p18
- ^ 『R3 1/100ウォーカーギャリア』付属ブックレットより。
- ^ 『モデルグラフィックス』2008年5月号 R3ギャリアプロジェクトチーム座談会より。
- ^ スーパーミニプラ 戦闘メカ ザブングル - バンダイ 2016年2月2日閲覧
- ^ 【カラー画像公開】スーパーミニプラ 戦闘メカ ザブングル【仕様解説】 - バンダイキャンディ スタッフBLOG 2016年2月2日閲覧
- 1 ウォーカーマシンとは
- 2 ウォーカーマシンの概要
- 3 概要
- 4 ウォーカーマシン一覧
- 5 商品化
- 6 脚注
ダッガー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/23 17:53 UTC 版)
ダッガー (Dugger) タイプは、惑星ゾラではもっとも標準的な大型ウォーカーマシンである。 装甲が厚く固定武装が豊富で、コクピットに寝台が標準装備されているなど居住性も高いベストセラー機。実用的な技術で設計されており信頼性は高い。ガバメントやプロメウスといった他の二足歩行タイプに比べると機動性はやや劣るものの、採掘、戦闘、移動と何にでも使える汎用WMである。 正面から見て、V字型に突き出したラジエーターがシルエット的特徴。マニピュレーターは右が採掘用クロー。左が4連装ロケットバルカンとなっている。このロケットバルカンは射程と火力が優秀なため、LSの武装として転用されることもある。脚部は逆間接となっており、機体底面に4基のジェットホバーノズルを持ち、これによる跳躍移動も可能。豊富な固定武装が用意されているが背面銃座だけ解放式である。銃座が2つとコクピットが1つであるため武装をフルに活かすためには3人乗り込まなければならないが、操縦席からの遠隔操作での射撃も可能。コクピットは複座式。劇中では主にモブ機として、赤・黄・青の三機一組で登場していた。 比較的旧式に属するが優れた大型作業機器であり、また戦闘用として優れた火力を持つためブレーカーにも交易商人、ロックマンにも多用されている。大型機としてはゾラでもっとも普及したWMで、ジロンの父、“鉄の腕”も暗灰色の本機を使用していた。 デザインは、出渕裕による原案を富野由悠季が修正、湖川友謙が最終的にまとめている。ただし出渕自身が「湖川友謙によるデザイン」と語った事もある。 [目次へ移動]
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