セミトレーリングアーム式サスペンション
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セミトレーリングアーム式サスペンション (英: Semi-trailing arm suspension) とは自動車の独立懸架方式のひとつで、スイングアームが車軸の前方に配置され、スイングアームのピボット軸が車両の進行方向に対して斜めに配置された形式である。
- ^ a b “11-3-1自動車サスペンションシステム/独立懸架式/スイングアーム式” (pdf). 特許庁. pp. 1. 2011年8月23日閲覧。
- ^ a b c “11-3-1自動車サスペンションシステム/独立懸架式/スイングアーム式” (pdf). 特許庁. pp. 4. 2011年8月23日閲覧。
- ^ a b c d “11-3-1自動車サスペンションシステム/独立懸架式/スイングアーム式” (pdf). 特許庁. pp. 6. 2011年8月23日閲覧。
- 1 セミトレーリングアーム式サスペンションとは
- 2 セミトレーリングアーム式サスペンションの概要
- 3 関連項目
セミトレーリングアーム
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フルトレーリングアームよりも支持点を車体中央寄りとしてアームを斜め方向とし、挙動変化を抑制してウィッシュボーン式に近づけながら、ドライブシャフトの配置スペース確保も容易とした方式。ドライブシャフトはディファレンシャルギア寄り、車輪ハブ寄りの2か所にジョイントを持ち、シャフト自体の伸縮かジョイントの伸縮で揺動による偏りを吸収できるため、スイングアクスルよりも接地性が安定する。1960年頃から1995年頃までの後輪駆動車のリアに多用された。普及の先鞭を付けたのは1961年のBMW・1500以降のいわゆる「ノイエクラッセ」各車。なお日本車では日産自動車がブルーバード(3代目~6代目までの一部)・スカイライン(3代目~7代目までの一部)・ローレル(初代~5代目までの一部)など1970年代前後の中級車に多用した。
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