スノーリップル【スノーリップル】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7127号 |
登録年月日 | 1999年 3月 17日 | |
農林水産植物の種類 | シンビジウム | |
登録品種の名称及びその読み | スノーリップル よみ:スノーリップル | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 株式会社河野メリクロン | |
品種登録者の住所 | 徳島県美馬郡脇町大字北庄562番地の1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 河野通郎 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「ミュージックボックス」に「テトラホワイト」を交配して育成されたものであり,花はセパルが黄白の地色に淡黄緑色のぼかし及び浅黄緑色の条線,ペタルが黄白の地色に黄白色のぼかし及び淡黄緑色の条線,リップは円形で黄白の地色に淡紫ピンク色の斑点及びぼかしが入る中型種である。草型の大きさは中,草姿は中間型である。ぎ球茎の正面の形は卵形,横断面の形は円形,高さは61~100mm,長径は51~70mmである。葉の全体の形は広線形,先端の形は不等鋭先形,頂点の角度は45~60度,先端の角度は60~90度,葉の長さは75~105㎝,幅は31~40mm,葉色は緑,葉数は13~15枚である。1花茎の花数は11~20,花茎の太さは9.1~12mm,長さは50~80㎝,色は淡緑である。咲き型は部分抱え・反転咲,花の横径は61~80mm,縦径は41~60mm,ドーサル・セパルの正面の形は広線形,先端の形は微突形,ラテラル・セパルの正面の形は湾曲倒卵形,先端の形は不等微突形,ペタル正面の形は狭長方形,先端の形は不等微突形である。リップの正面の形は円形,先端の形は小凹形,周縁の反転は小,波打ちは中である。全体的な花色は白系,花色はセパルは黄白(JHS カラーチャート3101)の地色に淡黄緑(同3303)のぼかし及び浅黄緑(同3304)の条線が入る,ペタルは黄白(同3101)の地色に黄白(同3302)のぼかし及び淡黄緑(同3303)の条線が入る,リップは黄白(同3101)の地色に淡紫ピンク(同9501)の斑点及びぼかしが入る。花の香りは無,開花期は初冬である。「ホワイトフラッシュ・スノードロップ」と比較して,咲き型が部分抱え・反転咲であること,リップの正面の形が円形であること,リップに淡紫ピンク色の斑点及びぼかしが入ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和62年に登録者の温室(徳島県美馬郡脇町)において,「ミュージックボックス」に「テトラホワイト」を交配し,平成2年にその実生の開花株の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,5年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
- スノーリップルのページへのリンク