軽迫撃砲 (日本軍)
(ジャパニーズ迫撃砲 から転送)
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軽迫撃砲(けいはくげきほう)とは、日本で開発された口径75mmの迫撃砲。大日本帝国陸軍は歩兵連隊に配備し、青島攻略戦やシベリア出兵で実戦に投入された。また、ジャパニーズ・モーター(Japanese Mortar)の名称で、第一次世界大戦においてオーストラリア軍が使用した。
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- ^ 『大砲入門』87~89頁
- ^ 大正11年度制式まではフランス語読みのサンチの漢字表記として珊を用いた。
- ^ 「迫撃砲試製実験の件」
- ^ 『大砲入門』218頁
「特種砲及擲弾銃に関する研究提出の件」249頁では本砲の発射速度は砲手の熟練度や気象条件にもよるが2~4分に1発と書かれている。 - ^ 「特種砲及擲弾銃に関する研究提出の件」383~384頁
- ^ 「特種砲及擲弾銃に関する研究提出の件」298~311頁
資料ではあらかじめ射撃準備を済ませた予備の陣地を多数構築する必要があると書かれている。 - ^ 『大砲入門』96頁
野砲兵第24連隊に臨時高射砲2門を装備する臨時高射砲小隊が編成されたが、兵器としては高射で故障を起こすなど未完成であった。 - ^ 「独立第18師団の情況並中立国人非交戦者非難の件」
- ^ 「特種砲及擲弾銃に関する研究提出の件」248頁
後の連隊でも歩兵砲中隊に十一年式平射歩兵砲2門と曲射歩兵砲4門を配備している。ただし曲射砲側の射程や発射速度は改善されていた。 - ^ 「特種砲及擲弾銃に関する研究提出の件」308~309頁
- ^ 「臨時毒瓦斯調査委員設置の件」
- ^ 「瓦斯弾発射試験実施の件」
- ^ 第1ANZAC軍団はウィリアム・バードウッド将軍、第2ANZAC軍団はアレグザンダー・ゴドリー将軍の指揮下に入っていた。またAIFもウィリアム・ブリッジス将軍の指揮下にあったが、彼がガリポリで戦死するとバードウッド将軍の指揮下に入った。
- ^ 「第16号 英国大使館附武官 砲兵工廠出入許可の件」
- ^ 「3年式機関銃外1点製造の件」
- ^ 「迫撃砲及同弾薬に関する件」
- ^ 「戦役間日本より露国及其の他連合国へ供給したる軍需品の件」
- 1 軽迫撃砲 (日本軍)とは
- 2 軽迫撃砲 (日本軍)の概要
- 3 参考文献
- 4 外部リンク
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