シェーグレン症候群とは? わかりやすく解説

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シェーグレン‐しょうこうぐん〔‐シヤウコウグン〕【シェーグレン症候群】

読み方:しぇーぐれんしょうこうぐん

涙腺唾液腺(だえきせん)の分泌低下主症状とする病気。膠原(こうげん)病や慢性関節リウマチ合併していることが多い。スウェーデン眼科医シェーグレン(H.S.C.Sjögren)が報告


シェーグレン症候群

【仮名】しぇーぐれんしょうこうぐん
原文Sj?gren syndrome

涙腺唾液腺に異常が生じ自己免疫疾患で、さらに胃、膵臓腸管などの腺に異常が生じ場合もある。この疾患では眼と口が乾燥し、さらに鼻、咽頭気道皮膚、膣にも乾燥が起こる場合もある。また、関節筋肉皮膚の炎症肺炎手足の指の刺すような痛み疲労などを生じ場合もある。関節リウマチその他の結合組織疾患とともに発生することが多い。

シェーグレン症候群

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/17 10:02 UTC 版)

シェーグレン症候群: Sjögren's syndrome)とは、涙腺の涙分泌や、唾液腺の唾液分泌などが障害される自己免疫疾患の一種。


  1. ^ a b c d 知っておくと役に立つシェーグレン症候群の全身症状 2008年10月 日本化薬 文献請求No.SAL-45
  2. ^ シェーグレン症候群(指定難病53)医療従事者向け 難病情報センター
  3. ^ Haneji N,; Nakamura T,; Takio K,; Yanagi K,; Higashiyama H,; Saito I,; Noji S,; Sugino H,; Hayashi Y. (April 1997). “Identification of alpha-fodrin as a candidate autoantigen in primary Sjögren's syndrome.”. Science 276 (5312): 604-607. doi:10.1126/science.276.5312.604. PMID 9110981. 
  4. ^ Ishimaru N,; Arakaki R,; Yoshida S,; Yamada A, (November 2008). “Expression of the retinoblastoma protein RbAp48 in exocrine glands leads to Sjögren's syndrome-like autoimmune exocrinopathy”. The Journal of Experimental Medicine 205 (12): 2915-2927. doi:10.1084/jem.20080174. PMID 19015307. 
  5. ^ Inoue H; Mishima K; Yamamoto-Yoshida S; Ushikoshi-Nakayama R; Nakagawa Y; Yamamoto K; Ryo K; Ide F; Saito I. (May 2012). “Aryl hydrocarbon receptor-mediated induction of EBV reactivation as a risk factor for Sjogren's syndrome.”. Journal of immunology 188 (9): 4654-4662. doi:10.4049/jimmunol.1101575. PMID 22467650. 
  6. ^ 忌部, 尚、中嶋, 秀人、伊藤, 巧、北岡, 治子「遠位尿細管性アシドーシスをともなうシェーグレン症候群に発症した視神経脊髄炎の1例]」『臨床神経学』第50巻第6号、2010年、168-171頁、doi:10.5692/clinicalneurol.50.168 
  7. ^ Joo KW,; Jeon US; Han JS; Ahn C; Kim S; Lee JS; Kim GH; Cho YS; Kim YH; Kim J (April 1998). “Absence of H(+)-ATPase in the intercalated cells of renal tissues in classic distal renal tubular acidosis”. Clinical nephrology 49 (4): 226-231. PMID 9582552. 
  8. ^ a b c シェーグレン症候群(指定難病53)一般利用者向け 難病情報センター


「シェーグレン症候群」の続きの解説一覧

シェーグレン症候群

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 02:05 UTC 版)

エプスタイン・バール・ウイルス」の記事における「シェーグレン症候群」の解説

2012年鶴見大学歯学部研究グループは、ダイオキシン一種であるTCDDEBV活性化することでシェーグレン症候群(Sjögren's syndrome)の発症関与することを発表している。

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シェーグレン症候群

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/07 14:33 UTC 版)

自己免疫性小脳失調症」の記事における「シェーグレン症候群」の解説

シェーグレン症候群に小脳失調を示す例がある。シェーグレン症候群ではいくつかの神経組織対す自己抗体報告されており、プルキンエ細胞反応する抗体含まれていると考えられる

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