コロンビア特別区とは? わかりやすく解説

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コロンビア‐とくべつく【コロンビア特別区】

読み方:ころんびあとくべつく

District of Columbia米国の、いずれの州にも属さない連邦政府直轄特別区首都ワシントンと同範囲ワシントンD.C.


ワシントンD.C.

(コロンビア特別区 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/14 06:02 UTC 版)

コロンビア特別区(コロンビアとくべつく、: District of Columbia)は、アメリカ合衆国首都アメリカ合衆国東部に位置する連邦直轄地である。東海岸メリーランド州ヴァージニア州に挟まれたポトマック川河畔に位置する。通称は、ワシントンD.C.(ワシントン・ディー・シー、: Washington, D.C.)。




「ワシントンD.C.」の続きの解説一覧

コロンビア特別区

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 16:55 UTC 版)

アメリカ合衆国51番目の州」の記事における「コロンビア特別区」の解説

コロンビア特別区(首都ワシントンD.C.)は、その成り立ちとの関連で、アメリカ合衆国本土唯一、州を構成していない。アメリカ合衆国連邦政府直轄地域である。 コロンビア特別区は、しばしば州への昇格可能性があると言われている。第4代大統領ジェームズ・マディソンはその論文ザ・フェデラリスト43篇」の中で、合衆国憲法にある「連邦政府を置く場所」という語が意味するところについて考察したマディソン潜在的な利害対立予想されること、および「地域のための地方議会」の必要性については論じているが、コロンビア特別区の連邦議会代表権問題には触れていない。当時、(議会関係者多く住む)コロンビア特別区に完全な投票権与えるのは、議会自身議会での票を与えるようなものであり、市民犠牲にして議会の力を増すことになると考える者もいた。しかし特別区人口はすでに約60万人達しワイオミング1州よりも大きく、他のいくつかの州にも匹敵しているため、投票権与えよとの声が増えている。 州昇格候補中でもコロンビア特別区の住人は最もその昇格支持する傾向にあるが、このことは憲法の改正を必要としている可能性がある。この動き支持する特別区住人は、アメリカ独立戦争時の標語代表なくして課税なし」を持ち出して議会での代表権が無いことを訴えている。この標語特別区新しく発行される車のナンバープレートにも刻印されており、自動車登録する者はこのデザインナンバープレート特別区のウェブサイト・アドレスが刻印されデザインのものから選択することになる。第42大統領ビル・クリントン任期終わり頃に、大統領専用車にもこの標語付きナンバープレート取り付けられたが、次の43大統領ジョージ・W・ブッシュ就任とともに直ちにこれを取り外させている。 この運動は、少数党であるコロンビア特別区州制党が行っている。その後地域緑の党合併してコロンビア特別区州制・緑の党となった。この運動最近成功事例は、1978年連邦議会がコロンビア特別区投票権修正条項通過させたことである。2年後1980年地元市民新しい州の憲法制定会議招集する音頭取った1982年新憲法批准され州名はニューコロンビアと呼ばれることになった。しかし、1985年連邦議会通ったコロンビア特別区投票権修正条項7年以内各州批准することになっていたが、批准した州の数が必要数に達しなかったために廃案となり、州昇格動き挫折した州昇格問題特別区政治的人口動態のために、今でも非常に議論の多い政治課題となっている。特別区これまで一貫して民主党支持してきた経緯があるため、州に昇格すれば上院に2名の民主党議員半ば無条件追加することになりかねないからである。 なお、コロンビア特別区を51番目の州昇格させずに代表権問題解消する現実的な案として、コロンビア特別区をそっくりそのまま管轄主体メリーランド州還付する方法挙げられる。これは、メリーランド州がかつて首都建設のためにその地の一部連邦政府に対して割譲した経緯、およびかつて同様にコロンビア特別区の土地提供していたバージニア州がその地域ポトマック川南西岸)を還付され経緯踏まえたのである

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コロンビア特別区

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/19 01:37 UTC 版)

独立市」の記事における「コロンビア特別区」の解説

ワシントンD.C.(コロンビア特別区)は、連邦政府直轄であり、同時に郡相当の区域でもあり、市(ワシントン市)でもある。しかし通常独立市とも市郡もみなされない。 歴史的には、コロンビア特別区は1~2の郡と2つ独立市からなっていた。しかし1871年のコロンビア特別区基本法で、それらは全て統合された。

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