コッククロフト・ウォルトン回路とは? わかりやすく解説

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コッククロフトウォルトン‐かいろ〔‐クワイロ〕【コッククロフト・ウォルトン回路】


コッククロフト-ウォルトン回路

読み方コッククロフトウォルトンかいろ
別名:多段式整流回路
【英】Cockcroft-Walton circuit

コッククロフト-ウォルトン回路とは、高圧電源を得るために使用される整流回路rectifier)の一種である。

コッククロフト-ウォルトン回路は、コンデンサダイオードを多段式に組み合わせることによって、低電圧交流電源高電圧直流電源変換できる

コッククロフト-ウォルトン回路は、歴史上初め原子核破壊始めて成功した際の加速器使用されたことで知られている。これらの研究によって発明者コッククロフトJohn Douglas Cockcroft)とウォルトンErnest Thomas Sinton Walton)はノーベル物理学賞受賞している。現在では高圧電源として、テレビCRTディスプレイ使用されるブラウン管をはじめX線生成装置コピー機オシロスコープなど、様々な用途においてコッククロフト-ウォルトン回路が利用されている。


参照リンク
Cockcroft Walton Multiplier - Blaze Labs Research - (英文
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コッククロフト・ウォルトン回路

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/12 00:12 UTC 版)

コッククロフト・ウォルトン回路 (: Cockcroft–Walton circuit) もしくは …電圧増倍回路 (: — multiplier) または …高電圧発生装置 (: — generator) とは、低圧の交流電圧もしくはパルス直流電圧を入力として、高圧直流電圧を生成する電気回路




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