コッククロフト・ウォルトン回路 応用

コッククロフト・ウォルトン回路

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/12 00:12 UTC 版)

応用

CW電圧増幅器は比較的低電流で高圧の電源が必要な場合に用いられる。出力電圧としては、数10 - 数100ボルトから、高エネルギー物理の研究や落雷試験に必要な数100万ボルトまでを作ることが可能である[2][3]。段数の多いCW増幅器を利用して高電圧を得ている機器の例を以下に列挙する。

ギャラリー

1.2 MVの6段コッククロフト・ウォルトン加速器。1948年、オックスフォード大学クラレンドン研究所。
3 MVのコッククロフト・ウォルトン加速器。1937年、ベルリンのカイザー・ヴィルヘルム物理学研究所。当時は世界最強と言われていた。2組の4段CW回路はそれぞれが逆の極性の電圧を発生させていた。
左図の装置の操作パネル。
半導体ダイオードを用いた3段カスケード増幅器(緑)。ブラウン管テレビの陽極に取り付けられていたもの。







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