ゲームボーイ / ゲームボーイカラー
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「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ (コンピューターゲーム)」の記事における「ゲームボーイ / ゲームボーイカラー」の解説
遊☆戯☆王デュエルモンスターズ 1998年12月16日発売、ゲームボーイ 原作のカードゲームが人気を評したことに影響して製作された、シリーズ第1作。1ターンにカードを1枚ずつ出し、単純にモンスターの攻撃力と守備力だけでバトルを行う。場のモンスターに手札のモンスターを重ねることで新たなモンスターを生み出す融合召喚のシステムや、サポートとなる魔法カードも存在。8000ライフ制、直接攻撃といった、原作初期と大きく異なるルールを用いている。 通信対戦ではいわゆる「アンティ」が採用されており、これによりこのゲームは強いプレイヤーと弱いプレイヤーの差が開いていく性質となっている。 世界は原作の王国編を再現したものとなっており、プレイヤーは遊戯達をはじめ王国編のキャラクターとデュエルをすることになる。本作初登場となる「シモン・ムーラン」はその後も『5』までのGB・GBAソフト、PSソフトにも登場し続け、原作やアニメにも登場した。 このゲームと『II』・『III』・『封印されし記憶』には、特定の組み合わせのカードを同時にトレードすることによって新たなカードに変化する、「通信融合」のシステムが導入されている。本ゲーム最強のモンスター「完全究極態・グレート・モス」はこの方法でのみ入手可能であるが、ゲーム中1枚しか入手できないカードが3枚必要となる。 このゲームでは相手のライフポイントに5000ダメージを与える「火炎地獄」というカードが最強カードとして注目されたが、このカードの入手方法は「200人以上の相手と通信対戦する」という不可能に等しいものである。2つ以上のカセットを購入して、通信対戦しては一方のデータを消す、いわゆる「リセットマラソン」を行おうにも本作にはデータ初期化機能がない。どうしてもデータを消去したければカセットのボタン電池を抜く、電源が入った状態で勢い良くカセットを引き抜くなどの不正な手段を行わなければならない。こうした方法でデータを初期化するプレーヤーが多かったため状態の悪いカセットが多く、そうした理由で中古販売店ではこのゲームの買い取りが拒否されたこともある。なお、データ初期化の隠しコマンドは、発売から10年以上経過したころに有志によって発見された。。 日本での累計出荷本数は161万本。 遊☆戯☆王デュエルモンスターズII 闇界決闘記(ダークデュエルストーリーズ) 1999年7月8日発売、ゲームボーイ、ゲームボーイカラー共通 遊☆戯☆王デュエルモンスターズIII 三聖戦神降臨(トライホーリーゴッドアドバント) 2000年7月13日発売、ゲームボーイカラー専用 遊☆戯☆王デュエルモンスターズ4 最強決闘者戦記(バトル オブ グレイト デュエリスト) 2000年12月7日発売、ゲームボーイカラー専用 「遊戯デッキ」「城之内デッキ」「海馬デッキ」の3バージョンが発売された。
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