ケンコウ

デジタル大辞泉

けん‐こう〔‐カウ〕【^▽乾綱】

読み方：けんこう

１ 天の法則。

２ 君主の大権。国家政治の要綱。

けん‐こう〔‐カウ〕【健康】

読み方：けんこう

［名・形動］

１ 異状があるかないかという面からみた、からだの状態。「—がすぐれない」「—優良児」

２ からだに悪いところがなく、丈夫なこと。また、そのさま。「—を保つ」「—な肉体」

３ 精神の働きやものの考え方が正常なこと。また、そのさま。健全。「—な考え方」「—な笑い」

[派生] けんこうさ［名］

けんこう〔ケンカウ〕【兼好】

読み方：けんこう

［1283ころ〜1352ころ］鎌倉後期から南北朝時代の歌人・随筆家。本名、卜部兼好(うらべかねよし)。吉田兼好は後世の俗称。後二条天皇に仕えて左兵衛佐(さひょうえのすけ)に至ったが、のち出家。和歌・文章にすぐれ、頓阿(とんあ)・浄弁・慶運とともに二条派の和歌四天王とよばれた。家集「兼好法師集」、随筆「徒然草」など。

けん‐こう〔‐カウ〕【兼行】

読み方：けんこう

［名］(スル)《昼夜を兼ねて行く意》

１ 大急ぎで仕事を進めること。「昼夜—して工事を進める」

２ 同時に二つ以上の仕事を行うこと。

けん‐こう〔‐クワウ〕【剣光】

読み方：けんこう

つるぎのひかり。

「月に閃(ひらめ)く—を見るより早く」〈竜渓・経国美談〉

けん‐こう〔‐カフ〕【堅甲】

読み方：けんこう

１ かたくて丈夫な鎧(よろい)。「—利兵」

２ かたい甲殻(こうかく)。

けん‐こう〔‐カウ〕【堅硬】

読み方：けんこう

［名・形動］かたいこと。しっかりしていること。また、そのさま。

「夫れ流動物の凝結して—の物に化するや」〈中村訳・西国立志編〉

けんこう〔ケンカウ〕【建康】

読み方：けんこう

中国、南京(ナンキン)の古称。東晋および南朝の首都。

けん‐こう〔‐カウ〕【検校】

読み方：けんこう

調査し考え合わせること。→けんぎょう（検校）

けん‐こう〔‐カウ〕【権衡】

読み方：けんこう

１ はかりのおもりとさお。はかり。

２ つりあい。均衡。「—を保つ」

「からだの—が整っていて」〈鴎外・ヰタ‐セクスアリス〉

けん‐こう〔‐カウ〕【軒^×昂】

読み方：けんこう

［ト・タル］［文］［形動タリ］意気が高く上がるさま。奮い立つさま。「意気—」

「男らしい額には—とした意気を示して」〈藤村・春〉

けん‐こう【^×鉗口／^×箝口】

読み方：けんこう

⇒かんこう（箝口）

難読語辞典

箝口

読み方：カンコウ（ｋａｎｋｏｕ），　ケンコウ（ｋｅｎｋｏｕ）

他人の言論を束縛すること

歴史民俗用語辞典

検勾

読み方：ケンコウ（ｋｅｎｋｏｕ）

検査して摘発すること、取締ること。

検行

読み方：ケンコウ（ｋｅｎｋｏｕ）

古代の用語で、調べ歩くこと、取締ること。