きまり【決(ま)り/▽極まり】
読み方:きまり
1 物事が決まること。問題になっていたり面倒だったりした物事の終わり。決着。おさまり。「これで話は—だ」「仕事に—を付ける」
2 よりどころとして定められている事柄。規則。通則。「—を破る」「—に従う」
3 一定していること。いつものこと。定例。「散歩が朝の—だ」
4 (多く「おきまり」の形で)言動がいつも同じで新鮮味がないこと。また、きまり文句。「お—の自慢話」
「文三はお勢よりは—を悪がって口数をきかず」〈二葉亭・浮雲〉
6 万事首尾よくいっていること。明和・安永(1764〜1781)ころの江戸の流行語。
「『朧月(おぼろづき)と五色丹前を買って参りやした』『おお—』」〈洒・辰巳之園〉
7 遊里で、客と遊女が恋仲になること。また、その相手や間柄。
「今夜のぬしの客衆はとんだ—だの」〈咄・くだ巻〉
キマリ【キマリ】(草花類)
登録番号 | 第12008号 | |
登録年月日 | 2004年 3月 15日 | |
農林水産植物の種類 | ほうせんか | |
登録品種の名称及びその読み | キマリ よみ:キマリ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社ジェー・アンド・エッチ・ジャパン | |
品種登録者の住所 | 愛知県愛知郡長久手町砂子631番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ルードビッヒ キエンツラー | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「キグレ」に育成者所有の育成系統を交配して育成されたものであり、花色は明橙赤に鮮紫ピンクが入る複色で矮性の鉢物向きの品種である。草型は中間型、草丈は矮性、株幅は中である。茎の長さは短、太さは中、色は濃褐、分枝性は中である。葉のつき方は輪生、全形は長楕円状披針形、先端の形は漸鋭先形、基部の形は鋭先脚、葉長は長、葉幅は中、葉柄の長さは長、葉縁の形は全縁、表面の地色は暗灰緑(JHS カラーチャート4013)、斑の有無は無、葉の光沢は中、裏面の地色は穏緑(同3715)である。花序は単生、着花位置は上部、花の向きは上向き、一重・八重の別は一重、花弁数は5枚、一重咲きの花形はⅠ型、花弁の切れ込みは浅、花冠の縦径は6.6~8.0㎝、横径は5.1~6.5㎝、単色・複色の別は複色、複色のタイプはⅠ型、花弁の地色は明橙赤(同0705)、二次的な色は鮮紫ピンク(同9704)、基部の色は濃赤(同0408)、距の長さは5.1㎝以上、曲りは中、色は濃赤(同0409)、花柄の長さは4.1~6.0㎝である。開花の早晩性は中である。「インプレッションオレンジ」と比較して、花が複色であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、1997年に育成者の温室(ドイツ連邦共和国)において、「キグレ」に育成者所有の育成系統を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
- キマリのページへのリンク