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ガザーリー【Abū Hāmid al-Ghazālī】


ガザーリー

名前 Ghazālī; Ghazzali; Ghazzālī

ガザーリー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/18 09:23 UTC 版)

アブー・ハーミド・ムハンマド・ブン・ムハンマド・ガザーリーアラビア語: أبو حامد محمد بن محمد الطوسي الشافعي الغزالي‎、Abū Ḥāmid Muḥammad ben. Muḥammad al-Ṭūsī al-Shāfi'ī al-Ghazālī1058年 - 1111年12月18日)はペルシアイスラーム神学者、神秘主義者(スーフィー)。通常名前の最後の部分を取ってガザーリーと呼ばれるが[1]、研究者の中にはガッザーリー( الغزّالي al-Ghazzālī)と発音するべきだとする意見もある[1][2]ヨーロッパではアルガゼルAlgazer)のラテン名で知られ、長らく哲学者と見なされていた。


  1. ^ a b 青柳『ガザーリー』、1頁
  2. ^ 『誤りから救うもの』(中村訳)、127頁
  3. ^ ヴァーダリー「ガザーリー」『世界伝記大事典 世界編』3巻、38-39頁
  4. ^ a b c d e f g h 松本「ガザーリー, アブー・ハーミド」『岩波イスラーム辞典』、255-256頁
  5. ^ 青柳『ガザーリー』、3頁
  6. ^ 青柳『ガザーリー』、1-2頁
  7. ^ 『誤りから救うもの』(中村訳)、127-128頁
  8. ^ 『誤りから救うもの』(中村訳)、128頁
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  11. ^ 青柳『ガザーリー』、4-5頁
  12. ^ 青柳『ガザーリー』、5頁
  13. ^ 青柳『ガザーリー』、27頁
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  15. ^ 『哲学者の意図』(黒田訳・解説)、347頁
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  23. ^ 青柳『ガザーリー』、28頁
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  38. ^ 青柳『ガザーリー』、40-41頁
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  67. ^ 井筒『イスラーム思想史』、130-132頁
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  77. ^ 『誤りから救うもの』(中村訳)、161頁
  78. ^ 『誤りから救うもの』(中村訳)、164頁
  79. ^ 『誤りから救うもの』(中村訳)、164,166頁
  80. ^ 『誤りから救うもの』(中村訳)、168-172頁
  81. ^ 『誤りから救うもの』(中村訳)、172頁
  82. ^ 『誤りから救うもの』(中村訳)、174,182頁
  83. ^ 『誤りから救うもの』(中村訳)、182-183頁
  84. ^ 『誤りから救うもの』(中村訳)、191頁


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ガザーリー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/18 09:39 UTC 版)

イスラーム哲学」の記事における「ガザーリー」の解説

キンディーからアヴィセンナまで来て神学者ガザーリー(1058年 - 1111年)の出現東方イスラーム哲学大きな変節点を迎える。バグダードニザーミーヤ学院教鞭とっていたガザーリーは、神学者ではあったが、哲学的思惟方法にも長けており、本来の真理とは何か考えていたと同時にアヴィセンナを代表とする新プラトンアリストテレスイスラーム哲学は、真理形骸のみを知り生きた真理捉えようとしないと彼は考えた。そして、哲学者たちは、神の全知否定個物知などクルアーン教え反す内容説いていたがこれを宗教的な立場ではなく哲学的形而上学的な立場から反駁しようとした。著『哲学者自己矛盾(あるいは自滅)』はその集大成である。 イスラム哲学者たちは、アリストテレス影響で、世界時間的には無限で、クルアーンのように神の創世という始原求めるのは矛盾として否定したが、ガザーリーは、神の創世というは時間的な問題ではなく本質的な問題であり、例え太陽のように太陽本体と光は同時に存ずるが、本質的に太陽があるから光を発せられるであって本質的に太陽本体先に存在するといった感じようなものであるという。哲学者は、時間的な相対的な立場このような本質的な立場混同していると批判したこの他哲学者否定した神の個物の証明や、因果律否定など、後のイギリス哲学者ヒューム先取りし内容哲学説いたりなど、多様な批判活動行ったこのようにイブン・スィーナーいくつかの問題については批判する一方その他の点については神学積極的に取り入れた。彼以降ギリシャ系哲学在地化はむしろ進行する

※この「ガザーリー」の解説は、「イスラーム哲学」の解説の一部です。
「ガザーリー」を含む「イスラーム哲学」の記事については、「イスラーム哲学」の概要を参照ください。

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