カジツ

デジタル大辞泉

か‐じつ【佳日／^×嘉日】

読み方：かじつ

よい日。めでたい日。縁起のよい日。

か‐じつ【夏日】

読み方：かじつ

夏の日。

か‐じつ【暇日】

読み方：かじつ

ひまな日。仕事が休みの日。

「西走東奔遂に—なからんとす」〈織田訳・花柳春話〉

か‐じつ〔クワ‐〕【果実】

読み方：かじつ

１ 種子植物の花の子房が発達・変化したもの。中に種子を含む。狭義には、成熟した子房が主部になる真果(しんか)をさし、花托など子房以外の部分が主部になるものを仮果として区別することもある。果皮の性状から乾果と液果に分け、由来する子房が一つかそれ以上かによって単果と複果とに分けられる。実(み)。

２ 液果のうち、食用となるもの。くだもの。水菓子。

３ 精神的・肉体的な働きの成果。みのり。

「日本で結んだ学術の—を」〈鴎外・妄想〉

４ 法律用語。ある物（元物(げんぶつ)）から産出される収益物。穀物・羊毛・牛乳などの天然果実と、利息・地代・家賃などの法定果実とがある。

か‐じつ〔クワ‐〕【花実】

読み方：かじつ

１ 花と実。

２ 歌論用語で、外観と実質。表現と内容。

「中比(なかごろ)古今の時、—共に備はりて」〈無名抄〉

か‐じつ〔クワ‐〕【過日】

読み方：かじつ

過ぎ去ったある日。せんだって。先日。「—お目にかかりました折」

季語・季題辞典

夏日

読み方：カジツ（ｋａｊｉｔｓｕ）

夏の一日、もしくは夏の太陽

季節 夏

分類 時候

近代文学作品名辞典

佳日

読み方：カジツ（ｋａｊｉｔｓｕ）

作者 太宰治

初出 昭和19年

ジャンル 小説