オクトス
オクトス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/05 23:00 UTC 版)
『マクロス ゼロ』に登場。反統合同盟の水陸両用可変デストロイド。反統合支持派のダイムラー・ハイパースペース社とルビーン海洋工学中央科学局の共同開発によって2006年に1号機が完成した。生産コストの関係から生産は少数に留まったが、統合戦争では計92機が生産され、戦争末期のプロトカルチャー遺跡争奪戦にも投入される。 水中では手足を折り畳んだ潜水艦形態で行動し、上陸後は四肢を展開して四足歩行の重装砲撃形態となる。水中での最大速度は約40ノット。陸戦四脚形態時は不整地では最大時速45kmで四脚歩行するが、脚部には整地移動用の車輪も装備されており最大時速95kmで移動できる。この脚部はクローハンドを備えており、水中では格闘用に使用することもできる。後期型には小型の反応タービンエンジンが搭載されたことで水中での移動速度最大45ノットに上がり、エネルギー転換装甲を稼動できるようになった。統合戦争後は統合軍により28機が生産されたと言われているが、ゼントラーディとの第一次星間大戦によって生産ラインが破壊される。 西暦2059年のマクロス・フロンティア船団を舞台とした小太刀右京の小説「アルカトラス・デイ」(『マクロスF VISUAL COLLECTION シェリル・ノーム FINAL』に掲載)では宇宙移民時代の技術で改修された新鋭機の「オクトス bis」が登場する。主武装としてVF-19EF用のガンポッドを装備しており、高い火力を誇る。防御兵装としてエネルギー転換装甲やECMジャミング装置を装備する。フロンティア新統合軍の特殊部隊にて使用されており、暴動が発生したアルカトラズ刑務所の鎮圧に出動する。
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