ウハギ

歴史民俗用語辞典

薺蒿

読み方：ウハギ（ｕｈａｇｉ）

ヨメナの古名。

ひだきよみ山菜図鑑

ヨメナ キク科

ヨメナ キク科 収穫時期 食べられる部位 清見町での呼び名 3月～6月 若菜 ウハギ・ノギク

葉	花

群生することが多いが、1ヶ所でまとめて採らないようにる。 春の若菜を摘み、菜飯、素揚げ、天ぷら、おひたし、あえもの、汁の実などに。 食用菊の若芽の中で、ヨメナが最もおいしいと言われる。

特にはありません。

DATA

ヨメナは代表的な春の摘み草のひとつ。「万葉集」の中にも「ウハギ」の名でうたわれていることから、古くから親しまれていた草花だったようである。 茎は高さ60cmほどに伸び、初夏には花を咲かせる。花は、ノコンギクやユウガギクなどとあわせて野菊と呼ばれます。 【清見情報】 清見町では、山野の明るい林縁、道の脇などに多く、秋にはたくさんの小花を咲かせる。花色は、生えている場所によって濃淡の差がある。 若菜を摘み取る際、茎から乳状の汁を出すことから「チチナ」とも呼ばれている。

季語・季題辞典

菟芽木

読み方：ウハギ（ｕｈａｇｉ）

ヨメナの古名

季節 春

分類 植物