イロウル(IREUL)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 10:02 UTC 版)
「使徒 (新世紀エヴァンゲリオン)」の記事における「イロウル(IREUL)」の解説
テレビ版第拾参話に第11使徒として登場した。名前の由来はユダヤ・キリスト教伝承の「恐怖」を司る天使「イロウエル」。 微生物状の使徒であり、その実態は他の使徒とは異なり群体で、多くのナノマシンの集合体。不定形だが、ハッキングの際は電子回路パターンに似た姿を構成する。自らの弱点となるものに遭遇しても、環境に適応するために異常な速度で自己進化、全体としての生存を図る特性を持つ。 自身の目的の障壁になるNERV本部のメインコンピュータシステム「MAGI」に侵入するため、まずシグマユニットD-17の第87蛋白壁の搬入時に寄生し、プリブノーボックスの模擬体を浸食してシグマユニットを汚染、レーザーを撃ちこまれるもA.T.フィールドで防ぎ、弱点となる酸素を流し込まれても直ぐに進化して適応、その後サブコンピュータから保安部のメインバンク経由でMAGIのクラッキングに成功、メルキオールとバルタザールを乗っ取り、カスパーをも乗っ取ることでNERV本部自爆コマンドを実行し、障害を排除しようとしたが、逆にリツコにカスパーから自滅促進プログラムを投与された結果、進化の終局=死へと至らしめられ自壊した。 唯一、EVAとの直接戦闘を経ずに殲滅された使徒である。また、イロウルのNERV本部侵入はゲンドウの指示で秘匿され、「探知機による誤報」として日本政府と委員会に伝えられた。
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イロウル
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「新世紀エヴァンゲリオン 学園堕天録」の記事における「イロウル」の解説
ゼルエルに「体と居場所」と与えられ、イスラフェルによってネルフ学園のシステム内に送り込まれた。
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