よみくだし文とは? わかりやすく解説

よみくだし文

出典:『Wiktionary』 (2021/08/15 01:36 UTC 版)

名詞

よみくだし文/(み)(し)ブン

  1. 漢文返り点振り仮名送り仮名などの訓点にしたがって日本語直訳した文章
  2. 転じて漢文調、或いは和製漢文(訓読文)で書かれ古典を、最小限現代語訳を行うもの。稀に源氏物語のような和文古典に対しても、完全現代語訳(意訳)せずに、直訳したもの読み下し文或いは書き下し文表記する場合がある。

語源

よみ動詞「よむ」の連用形くだし動詞「くだす」の連用形名詞化したものよみくだすとは訓読すること。本来の用字訓み下しだが、常用漢字としての読み方から外れるので、読み下し文と書いても正しい。

関連語

翻訳

注釈

漢文訓読文と、ほぼ同義。但し、漢文訓読文は、書き下し文区別しないで含む。

  1. 現代では口語体日本語文が定着している(言文一致)ので、現代語訳意訳される場合多くその場合の(漢文の)口語体現代語訳は、読み下し文とは言わない
  2. 漢文そのまま読むこと。但し、現代中国語発音で読むという意味では無い



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「よみくだし文」の関連用語

よみくだし文のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



よみくだし文のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryのよみくだし文 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS