はったい【×糗/×麨】
読み方:はったい
大麦をいって焦がし、ひいて粉にしたもの。砂糖を加えたり、湯で練ったりして食べ、また干菓子の材料とする。麦こがし。香煎(こうせん)。はったい粉。《季 夏》「—にわすれてゐたる訛(なまり)かな/楸邨」
はっ‐たい【八体】
はつたい
はったい粉
(はったい から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/27 06:59 UTC 版)
はったい粉(はったいこ、糗粉、麨粉)は、オオムギの玄穀を焙煎した上で挽いた粉[2]。ハダカムギを原料とするものもある。麦焦がし(むぎこがし)[2]、煎り麦(いりむぎ)、香煎(こうせん)[2]、おちらし粉とも呼ばれる。大豆から作られる「きな粉」と混同されやすいが、色は灰褐色である。夏の季語[3][4]。
- ^ 文部科学省 食品成分データベース 「穀類/おおむぎ/麦こがし」
- ^ a b c “第3章 資料”. 文部科学省. 2020年5月20日閲覧。
- ^ 広辞苑第5版
- ^ 『俳句歳時記 第4版』角川学芸出版、2008年、ISBN 978-4-04-621167-5
- ^ 鹿児島県大島郡喜界町、『おいしいたのしい喜界島』pp22 - 23、2011年、喜界、喜界町保健福祉課
- 1 はったい粉とは
- 2 はったい粉の概要
- 3 概要
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