書体
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/21 13:49 UTC 版)
書体(しょたい)とは、一定の文字体系のもとにある文字について、それぞれの字体が一貫した特徴と独自の様式を備えた字形として、表現されているものをいう。基礎となる字体の特徴、およびその字形の様式から導かれる、形態の差異によって分類される。例えば、漢字という文字体系のもとにある書体として、篆書・隷書・楷書・行書・草書の五体に加え、印刷用の書体(明朝体やゴシック体など)、さらにはデジタルデバイスでの表示に最適化することを指向した書体が存在する[1]。これらはいずれも共通の文字集合から生まれながら、時代・地域・目的などにより、その形態を変化させていったものである。
- ^ “ウェアラブルなどの極小画面デバイス向けフォントの提供を開始 九州大学との共同研究のエビデンス資料を公開|新着情報|FONTWORKS | フォントワークス”. FONTWORKS | フォントワークス. 2020年1月12日閲覧。
タイプフェース
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 04:34 UTC 版)
タイプフェース(フォントのこと。ただし、1個1個の文字のデザインではなく、ここではアルファベット全文字などのセットについての議論である)は、現在の日本の制度では、意匠権の保護対象になっていない。判例によりフォントは、現在の日本では著作権でも保護されないため(フォント#法的保護)、意匠権による保護を考える者があるようである。仮に意匠権によって保護するとしても、膨大な審査の手間が必要であり(特に日本語文字の場合、JIS第1水準だけですら、3000文字近くもある)、どのようにデザイン性を保護するかは大きな問題となる。
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