に‐も

デジタル大辞泉

に‐も

［連語］

《格助詞「に」＋係助詞「も」》

１ 格助詞「に」に並列・列挙や強調などの意を加える。「ぼく—わかる」「被害額は数億円—のぼる」

「かばかり守る所に、天の人—負けむや」〈竹取〉

２ （「…にも…ない」「…にも…ず」の形で、下に上の動詞の可能形を置き）その動作がどうしてもできない、または、その動作をするのをためらう、という意を表す。「歩く—歩けない」「笑う—笑えず困った」

《接続助詞「に」＋係助詞「も」》（多く「…うにも」の形で）逆接の仮定条件を表す。「運転しよう—車がない」

《断定の助動詞「なり」の連用形＋係助詞「も」》…でも。

「あぢきなきすさびにて、かつ破(や)り捨つべきものなれば、人の見るべき—あらず」〈徒然・一九〉

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ニモ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/11/12 06:34 UTC 版)

ニモ (Nemo, Nimo, Nimmo)

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「にも」の例文・使い方・用例・文例

• 彼女は木にもたれ掛かっていた
• どんな危険にも対処できるように気を配っていた
• 政府は学校にもっと資金を配分すべきだ
• いくら議論を重ねてみてもどうにもならないさ
• ワインにもいろいろある．安いのはあまりよくない
• 彼はすでに３台車を持っているがさらにもう１台買うつもりだ
• その本を読み終えるのにもう１週間かかるだろう
• 彼女はさらにもう１回パーティーを開くがそれで今週３回目だ
• すでに３つ食べたのに彼はさらにもう１つハンバーガーを欲しがっている
• じゃがいもを買ってきてくれますか．貯蔵室にもうありません
• ジェーンはだれにも劣らず賢い
• 途中でだれにも会わなかった
• 彼はその事故のことをだれにも報告しなかった
• あんなやり方では何にもなりはしないよ
• 我々はスポンサーにもっと資金を出してくれるよう求めた
• 確約したにもかかわらず彼は手を貸してくれなかった
• 君は私のことばにもっと注意を払わなければいけません
• 死んでしまえば財産など何の役にも立たないだろう
• 彼女はだれにもひけはとらないでしょう
• 彼女は親切にも席を私に譲ってくれた