つんざく

デジタル大辞泉

つん‐ざ・く【^×擘く／^×劈く】

読み方：つんざく

［動カ五（四）］《「つみさく」の音変化》勢いよく突き破る。つよく裂き破る。「耳を—・くような悲鳴」「大気を—・く爆音」

あがつま語

つんざく

[多]＝擘く＝強く破る　・「耳を　つんざく爆音」

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

つんざく

出典:『Wiktionary』 (2021/09/29 12:56 UTC 版)

動詞

つんざく【劈く / 擘く】

1. (他動詞) つまんで引き裂く。また、激しく破り裂く。多く「耳を劈く」などの形で用い、大きな音がするさまを表す。
   • 突如として鼓膜をつんざくような烈（はげ）しい砲声が起った。（海野十三『浮かぶ飛行島』）

語源

• 『広辞苑』（岩波書店）によれば、「つみさく」の音便。『角川類語新辞典』（角川書店）によれば、「つきさく」の音便。『日本国語大辞典』（小学館）によれば、平安・鎌倉時代の訓点資料や古辞書の類に「つみさく」「つむさく」は見出されるが、「つきさく」は見えず、また、中古以来の音韻変化の例からみて、キの音便は一般にイであって、ム（ン）に転じた例は見出せない。

活用

発音^(?)

つ↗んざ↘く

翻訳

• 英語: pierce ^(en), rend ^(en), split ^(en), （耳を劈くような）ear-splitting ^(en)

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「つんざく」の例文・使い方・用例・文例

• 耳をつんざくような叫び声
• 耳をつんざくような騒音に絶え間なくさらされることは、耳鳴りの原因の1つと考えられている。
• それは耳をつんざくような叫びだった。
• 耳をつんざく
• 耳をつんざくばかりの歓声.
• 耳をつんざくような叫び声.
• 爆声天をつんざく
• 耳をつんざくような女の悲鳴が聞こえた
• 北風は肌をつんざくように寒い
• 肌をつんざくような風
• 耳をつんざくような雑音