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【スターリングエンジン】(すたーりんぐえんじん)

シリンダー内に満たされたヘリウムなどのガスを、外部から加熱・冷却し、それよって生じる気体の熱膨張・熱収縮を利用してピストンを動かし、動力を得るエンジン
外燃機関に分類され、熱効率はディーゼルエンジンと並んで高いと言われる。

シリンダー内部で爆発を起こすレシプロエンジンと違い、燃焼を利用する場合は外部となり、エンジン内部での直接の爆発行程がなく、トルク変動も少ない。
そのため静音性に優れ、直に有害な成分の排気を出すことがなく、環境への影響を少なく出来る。
また温度差を作り出せれば作動することから、可燃物、地熱、太陽熱などのあらゆる熱源が利用可能である。

しかし、スターリングエンジンはガスを高圧でシリンダー内に封入し、高レベルの気密を保ったままで膨張・収縮を行なわなければならないため、ピストンや出力軸を摩擦なく動かすようにすることは非常に困難で、未来のエンジンと言われながらも実用化には至っていない。

余談ではあるが、スウェーデン軍潜水艦ゴトランド級にスウェーデンのコックムス社製スターリングエンジンが搭載されており、海上自衛隊の最新鋭潜水艦おやしお級にも搭載される予定である。


石油/天然ガス用語辞典

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スターリング・エンジン

読み方: すたーりんぐ えんじん
【英】: stirling engine

シリンダーピストン形成される空間内に、水素ヘリウムなどの作動ガス密封し、外部燃焼による作動ガス加熱膨張外部冷却による作動ガス減圧減容によりピストンを動かす動作繰り返し連続的に行って動力を得るという外燃機関である。理想的作動すれば、理論的には、最高の熱効率達成しうる熱機関サイクルであり、実際エンジンにおいても 40前後の高い熱効率を得ることができ、さらにガソリン・エンジンなどの内燃機関見られる爆発工程がないため、エンジン自体振動騒音レベルがかなり低い。また外燃機関であるため、石油天然ガスを始め、石炭、まきなどの固体燃料工場廃熱太陽熱などの利用も可能であり、燃焼制御も容易であるので排気清浄化を図ることができる。しかし一方作動ガス密封されているので、排気することによって排熱する内燃機関比べ多くの熱をクーラー排熱なければならないために、大きなラジエータが必要であるなどの点もあり、欧米試作機実績はあるものの、まだ大規模実用には至っていない。





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