さまざまな交響曲とは? わかりやすく解説

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さまざまな交響曲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/02 14:32 UTC 版)

交響曲」の記事における「さまざまな交響曲」の解説

ここでは、交響曲という名を冠するさまざまなジャンルについて触れる。 合唱交響曲 エクトール・ベルリオーズの『ロミオとジュリエット』、ベートーヴェンの交響曲第9番流れを汲む管弦楽合唱時には独唱を伴う大規模な交響曲シンフォニエッタ イタリア語で「小さな交響曲」を指す。下の室内交響曲とは違い通常の管弦楽編成演奏されるものが多い。「小交響曲」とも訳されるが、グノー小交響曲のように、原題Petite Symphonieとなっているものもある。 室内交響曲 室内楽室内管弦楽のための交響曲シェーンベルクの2曲が知られている。ショスタコーヴィチの「室内交響曲」は他者による弦楽四重奏曲編曲である。 協奏交響曲 18世紀多く書かれジャンルカンビーニシュターミッツらに数多く作品がある。ハイドンモーツァルトのものがよく知られている。 オルガン交響曲 シャルル=マリー・ヴィドールフランス作曲家によるオルガン独奏曲Symphonie pour orgue(オルガンのための交響曲)と名付けられたものがある。これらは通常の交響曲とは別のものであり、「オルガン交響曲」または「サンフォニー」と呼んで区別する。なお、ヴィドールのサンフォニー第5番第5楽章トッカータ」は特に有名で、演奏機会も多い。後世イギリス作曲家ソラブジには3つのオルガン交響曲があるが、演奏時間桁違い長く、2時間から6時40分もかかる。 ピアノ交響曲 ソラブジ長大演奏時間要する数曲の「ピアノ交響曲」を作ったが、同じく数時間かかるピアノ・ソナタや6管編成などオーケストラ伴奏付きピアノ協奏曲などの延長上の作品、またはそれらを遥かに超えた作品としてみることが出来る。 また、ピアノ独奏曲として、アルカンの「短調による12の練習曲 op.39」の第4曲から第7曲までが「交響曲」と題され管弦楽用いた交響曲的響き再現追求されている。

※この「さまざまな交響曲」の解説は、「交響曲」の解説の一部です。
「さまざまな交響曲」を含む「交響曲」の記事については、「交響曲」の概要を参照ください。

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