けまりとは? わかりやすく解説

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け‐まり【蹴×鞠】

読み方:けまり

けって遊ぶのに用いる鹿革製のまり。

古代以来貴族の間で行われた屋外遊戯数人が革沓(かわぐつ)を履き、鹿革製の鞠を落とさないように、足の甲でけって受け渡しする。ふつう、鞠壺(まりつぼ)または懸かり称する四隅(かえで)・植えた庭で行われた鎌倉時代ごろから体系化されて、飛鳥井(あすかい)・難波(なんば)両流派が栄えたしゅうきく

蹴鞠の画像
京都御所での蹴鞠/撮影・くーさん https://goo.gl/W5YlO8
蹴鞠の画像

蹴鞠

(けまり から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/13 01:50 UTC 版)

蹴鞠(けまり / しゅうきく[1])は、球技の一つ。本項では、中国にかつて存在した類似する球技についても解説する。


  1. ^ a b c d 蹴鞠(しゅうきく)保存会理事 山本隆史「理想の蹴鞠作り この手で◇京都の保存会で製法調査し復元、優雅な蹴り心地求め四半世紀◇日本経済新聞』朝刊2021年12月29日(文化面)同日閲覧
  2. ^ a b 中沢新一『精霊の王』(講談社学術文庫、2018年)第1章 謎の宿神
  3. ^ ウィキメディア・コモンズには、中国の蹴鞠に関するカテゴリがあります。
  4. ^ a b c d 神社と深くつながる「蹴鞠」國學院大学2018年2月16日
  5. ^ 日本書紀24巻、皇極天皇三年(644)正月条、「打毱(まりうち・ちゃうきゅう)の侶に預りて、皮鞋の毱の隨に脱け落つる」
  6. ^ a b c d e f g (文化の扉)蹴鞠、「和の精神」に通ず/相手思いやり、勝敗なし■「古くは競技」の解釈も朝日新聞』朝刊2018年11月26日(2019年9月20日閲覧)
  7. ^ 本朝月令文武天皇大宝元年5月5日、『古今著聞集
  8. ^ a b c d e 尾形弘紀「蹴鞠の哲学、または地を這う貴族たち ―院政期精神史のひとつの試み(三)」『中央大学文学部紀要 哲学59号(2017年2月22日)
  9. ^ 佐々木徹 著「戦国期奥羽の宗教と文化」、遠藤ゆり子 編『伊達氏と戦国争乱』吉川弘文館、2016年、239頁。 
  10. ^ 渡辺融 「フットボール、昔と今」
  11. ^ 増川宏一『合わせもの』法政大学出版局〈ものと人間の文化史〉、2000年、126-129頁。ISBN 4588209418 
  12. ^ 蹴鞠 宮内庁(2021年12月29日閲覧)
  13. ^ そもそもルールが全く違う?日本サッカーの意外すぎる歴史とは?”. 初心者女子のためのスポーツメディア♡ | spoitスポイト. 2020年6月13日閲覧。
  14. ^ a b c d 蹴鞠『国史大辞典. 第2 かーこ』八代国治等編(吉川弘文館、大正14-15年)
  15. ^ 『見世物研究』(春陽堂, 1928年)p.16
  16. ^ 池 2014, p. 22.
  17. ^ 池 2014, p. 23.



けまり

出典:『Wiktionary』 (2021/08/19 13:03 UTC 版)

名詞

けまり【蹴

  1. 昔、貴族の間で行われた鹿革製の鞠を落とさないようにして蹴り合う遊び
  2. 1.使用する鞠。

発音(?)

け↗まり
け↘まり

名詞

けまり【蹴

  1. 現代語に同じ)けまり。

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