三省堂 大辞林 |
くたに-やき 0 【九谷焼】
石川県九谷に産する磁器。明暦(1655-1658)年間に開窯し、元禄(1688-1704)初年まで製された豪放な色絵磁器(古九谷)、および1806年京都より青木木米を招いて開窯したのに始まる精細豪華な色絵磁器などの総称。
伝統的工芸品 |
九谷焼
| 九谷焼 |
| くたにやき |
| 陶磁器 |
| 花器、食器、茶器、置物、酒器 |
| 九谷の鉱山から陶石が発見されたことと、加賀藩の職人が、今の佐賀県有田町で磁器作りの技術を学んで来たことによって、17世紀の半ば頃、九谷の地で始められたのが古九谷焼(こくたにやき)です。古九谷は加賀百万石文化の、大らかさときらびやかさを合わせ持つ、独特の力強い様式美を作り上げましたが、17世紀の終わり頃突然作られなくなってしまいました。その後、19世紀に入ると再び九谷焼が焼かれるようになりました。それが再興九谷です。春日山窯の木米(もくべい)風、かつての古九谷の再興をめざした吉田屋窯、赤絵細描画の宮本窯、金襴手(きんらんで)の永楽(えいらく)窯等数多くの窯が現れ、それぞれ特有の画風を作り出し、九谷焼の産業としての地位を築きました。 |
| 石川県 |
| 昭和50年5月10日 |
| 九谷焼は多色の絵が描かれる上絵付けに本来の持ち味があります。豪快で濶達な線書きの上に、緑、黄、赤、紫、紺青の五彩で施される和絵具の、重厚な輝きが、九谷焼の特徴です。九谷独特の、やや青みを帯びた素地がその落ち着いた色調で、上絵付けを一層引き立てます。 |
くたにやきと同じ種類の言葉
「くたにやき」の用例一覧
くたにやきに関連した本
- 九谷焼 (伝統的工芸品シリーズ) 正和 久佳 理工学社
- 九谷焼下絵図譜―九谷とアール・ヌーヴォーの交流 松本 佐喜男 東方出版
- 九谷焼―産業と文化の歴史 矢ケ崎 孝雄 日本経済評論社
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