かつて存在した設備
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 16:18 UTC 版)
操車場・貨物設備 姫路・神戸地区における取扱貨物量の増加に伴い、吹田操車場の補助目的で設置された。吹田操車場、梅小路駅と並んで、大阪鉄道管理局内での本社指定操車場に指定されるまでになった。 姫路駅の貨物業務を分離し、旅客駅東側に平面貨車ヤード(取り扱い規模1,500車/日)を新設した。1921年に用地買収を開始し、1929年に完成した。 貨物取扱量の増加に伴い、1941年には上り仕訳線増強が、第二次世界大戦後まもなく列車編成長さ延長に対応した有効長延伸工事が行われた。さらなる改良として、高度経済成長期には下り本線を構内南側(新幹線高架寄り)に移設し、仕訳線を上下本線間に設置する抱き込み式ヤードに改良し、増大する貨物に対応した。 ヤード継走式輸送の衰退や貨物列車のコンテナ化に伴い、1984年2月1日ダイヤ改正で操車場は機能停止となり、国鉄分割民営化後は貨物設備のみがJR貨物に引き継がれた。 この貨物設備は、前述した連続立体交差事業に関係して姫路貨物駅として郊外(現在のひめじ別所駅と同一地点)に移転している。 機関区については姫路機関区を参照。
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