かいこく

デジタル大辞泉

かい‐こく〔クワイ‐〕【回国／^×廻国】

読み方：かいこく

［名］(スル)

１ 諸国を回って歩くこと。

「吾子を尋ね当てる為、六十余州を—して」〈漱石・草枕〉

２ 「回国巡礼」の略。

かい‐こく【戒告／^×誡告】

読み方：かいこく

［名］(スル)

１ 過失・失態・非行などを強く戒めること。「厳重に—する」

２ （戒告）公務員などの職務上の義務違反に対する懲戒処分の一。本人に将来を戒める旨の申し渡しをする。もと「譴責(けんせき)」といった。

３ （戒告）行政上の義務の履行を催告する通知行為。代執行の前提となるもの。

かい‐こく【改刻】

読み方：かいこく

［名］(スル)印鑑を彫り直すこと。印面を削り、新たに文字を彫ること。

かい‐こく【海国】

読み方：かいこく

四方が海に囲まれた国。海の利用によって繁栄を図る国。「—日本」

かい‐こく【海谷】

読み方：かいこく

⇒海底谷(かいていこく)

かい‐こく【開国】

読み方：かいこく

［名］(スル)

１ 外国との交際、通商を始めること。「日本は安政の仮条約で—した」⇔鎖国。

２ 初めて国を開くこと。建国。肇国(ちょうこく)。

印章事典

改刻

遺品や姓が変わったなどで使用する必要の無くなった印章の印面を削り新たに彫刻すること。

競馬用語辞典

かいこく（戒告）

レースやその前後の過程で、公正かつ安全な競馬に対する注意義務を怠った騎手または調教師に科せられる制裁のひとつ。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

かいこく

出典:『Wiktionary』 (2021/08/11 10:00 UTC 版)

同音異義語

かいこく

• 【回国, 廻国】諸国の霊場などを参拝して回ること。
• 【戒告, 誡告】戒め告げること。
• 【海国】他国と陸で接していない国。
• 【海谷】大陸棚にある谷。
• 【開国】他国と交通や貿易を始めること。