おおいた早生とは? わかりやすく解説

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おおいた早生【オオイタワセ】(果樹)

登録番号 第5133号
登録年月日 1996年 8月 22日
農林水産植物の種類 かんきつ
登録品種の名称及びその読み おおいた早生
 よみ:オオイタワセ
品種登録の有効期限 18 年
育成者権の消滅 1997年 8月 23日
品種登録者の名称 大分県
品種登録者の住所 大分県大分市大手町3丁目1番1号
登録品種の育成をした者の氏名 小原誠 清末義信 川野達生
登録品種の植物体の特性の概要
 この品種は,「今田早生温州」に「八朔」を交配して得られ種子珠心胚を分離培養した実生から選抜育成されたものであり,果実外観が扁円,果重が90~100g程度の,育成地(大分県東国東郡国東町)において 9月中旬から収穫できる極早生温州である。  姿は開張性,大きさはやや大,樹勢は中である。太さは中,節間長は中,とげの多少は有である。葉身先端角度及び基部角度は鋭,波状程度は少,長さ及び幅は中,網脈の鮮明度はやや明瞭,翼葉の形線形大きさは小,葉柄長さは中,葉柄比率は小である。果実外観は扁円,果形指数136141,果頂部平域の果実横径に対する比は中,果頂部凹部深さは浅,花柱痕の大きさは中,果梗部平域の果実横径に対する比は小,果梗部放射条溝果の多少は少,中心柱大きさは小,果実大きさはやや小,果皮の色,果面の平滑度は粗,油胞の凹凸はやや凸,凹点の多少は無~少,果皮厚さは薄,剥皮難易は易である。じょうのう膜の硬さは軟,砂じょうの形は紡錘,色は大きさは大である。果汁多少はやや多,甘味は多,酸味は少,香気は中,種子数はできにくいである。成熟期早で育成地において10月中旬である。隔年結果性は低,浮皮果の発生及び裂果多少はでやすいである。  「今田早生温州」と比較して葉柄比率小さいこと,果実の凹点の多少少ないこと,成熟期早いこと等で,「橋本早生」と比較して葉身基部角度が鋭いこと,葉柄比率小さいこと等で,「宮本早生温州」と比較して砂じょう大きさ大きいこと,甘味が多いこと等で,「肥のあけぼの」と比較して葉柄比率小さいこと,花柱痕の大きさ小さいこと,果面の平滑度が粗いこと等で区別性認められる
登録品種の育成経過概要
 この品種は,大分県柑橘試験場東国東郡国東町)において,昭和61年に「今田早生温州」に「八朔」を交配して得られ種子を胚分離培養して得られ実生の中から珠心胚実生個体選抜し63年から高接ぎ行い特性の調査行って平成2年に3個体選抜その後さらに特性の調査確認行い最終選抜し育成完了したのである。 なお,出願時の名称は「別府早生であった





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