『ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル』に登場するイカルス星人(SD)
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映画『ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル』および『ウルトラマンギンガS』最終話「明日を懸けた戦い」に登場。 かつてウルトラセブンと戦ったイカルス星人の同胞で、倒されたバルキー星人(SD)に代わる2代目エージェントとして、異形の手のモノによりライブされた。一人称は「我輩」で、語尾に「〜イカ」と付けたり、「イカカカカ」と笑うなど独特の喋り方をする。手からアロー光線を発射して変身能力も持つなど初代と同様の能力を有するが、変身中に強い衝撃を受けると変身が部分的に解けてしまうという弱点も有する。『ウルトラファイト』の登場個体と同様に「逆転こそ我が命」を信条とする。タイラント(SDU)を復活させるべく、降星山に眠るシーゴラス、ベムスター、ハンザギラン、バラバ、レッドキング、キングクラブの6体のスパークドールズを回収することが目的で、ダークダミースパークも悪人に渡さず携帯していた。 キングクラブのスパークドールズを回収したところを、同じく6体のスパークドールズを探していた美鈴と健太に遭遇し、駆けつけた友也をアロー光線で負傷させる。健太が持っていたカメラのフラッシュで怯んだ隙にウルトラマンタロウ(SD)のウルトラ念力で撃退され、キングクラブのスパークドールズも2人の手に渡る。その後、今度は美鈴に化けて別行動をしていたヒカルと千草に接近し、回収したスパークドールズを奪おうと試みるが、前述の弱点によって正体が露呈し、失敗する。しかし、ベムスターとシーゴラスのスパークドールズを回収すると、残り4体のスパークドールズを回収したヒカルたちが合流したところで美鈴を人質に取り、6体のスパークドールズの入手に成功する。ダークダミースパークで自らと合体させることにより、タイラント(SDU)への変貌を遂げた。なお、タイラント(SDU)になっている間は一切言葉を発しなかった。 タイラント(SDU)が倒されると元に戻り、ヒカルたちに捕えられて自らを操る黒幕(異形の手のモノ)について尋問され、当初は「イカに落ちぶれようとも話す気はない」と頑なに口を閉ざすが、ジャンナインからの威嚇射撃に脅されて話そうとした瞬間、異形の手のモノによって口封じのためにスパークドールズへ戻されてしまった。 『ギンガS』ではゼットン星人ベルメ(SD)、バルキー星人(SD)、ナックル星人グレイ(SD)と共に無数のチブロイドを率いて「ダークルギエル特戦隊」を名乗り、ヒカルたちを狙うもUPGやビクトリアンの面々に阻止され、因縁の相手である友也のジャンスターダストでチブロイド共々一蹴された。 声:関智一 スーツアクター:矢﨑大貴(劇場スペシャル)、横尾和則(ギンガS) 映画公開に先駆け、『新ウルトラマン列伝』第10話 - 第13話にも先行登場。かつて倒された同胞の復讐を果たすことを目的としているらしい。第11話では、同胞を倒したセブンの息子であるゼロに敵意を燃やす一方、ゼロと一緒にいたグレンファイヤー(声は同じく関智一)を「ファイヤー野郎」呼ばわりしていた。映画の前日談となる第12話・第13話では、タイラントについて話すヒカルとタロウの会話を異次元空間から盗み聞きし、タイラントを構成する怪獣について知ろうとする(当初、ヒカルは乗り気ではなかったが、イカルス星人がヒカルの声真似をしたことでタロウが勘違いして進行した)が、ひょんなことから声を上げたことで気付かれてヒカルに襲いかかるも撃退され、悔しがりながら捨て台詞を吐いて退散した。その際、ヒカルには「イカ野郎」と呼ばれていた。第38話では、バルキー星人(SD)とナックル星人グレイ(SD)が転移する半年前に『大怪獣ラッシュ』の世界へ転移し、そこで調べたことを2人に教える。恐竜戦車の話題になった際、セブンのことを「ウルトラセブンの鼻垂れ小僧」と揶揄したことからセブンより年上と思われる面を見せる一方、セブンが恐竜戦車に勝利したのを見ると急に落ち込んだが、恐竜戦車の紹介直後には元に戻った。 テレビシリーズの番外編ではマグマ星人(SD)の回想シーンに登場し、自身がバルキー星人の後任になったことを伝えた後、いい感じに新鮮なイカを買ってくるように頼んでいた。 『新ウルトラマン列伝』第90話ではSDの呪いから解放された後、UPGで掃除係としてこき使われていたが、復讐のためにUPGのコンピューターに忍び込み、エタルガーなどを紹介した。この時、「イカルスパッド」なるパッド型コンピューターを使用し、「怪獣のせいなのね」と漏らすなど、妖怪ウォッチのウィスパー(やはり声は関智一)を意識したシーンがあった。同第100話におけるゴウキとアリサの『怪獣極秘ファイル』(ミニコーナー)では、『新列伝』100回目の放送を祝しており、ゴウキの台詞を真似しながら(一人称が「我輩」から「オレ」になっていた)『ウルトラファイトビクトリー』で活躍中のショウとヒカルを応援していたが、ゴウキに後片付けを押しつけられる。
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