FairlyLife FairlyLifeの概要

FairlyLife

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/06 09:01 UTC 版)

FairlyLife
ゲーム
ゲームジャンル 重力無限大! 全力どたばたミラクルラブコメADV
対応機種 Windows 2000/XP/Vista
発売元 HOOK
メディア DVD-ROM
発売日 2008年10月10日
レイティング 18禁
キャラクター名設定 不可
エンディング数 7
セーブファイル数 100
画面サイズ 800×600
キャラクターボイス 主人公以外
漫画
原作・原案など HOOK
作画 森崎くるみ
出版社 角川書店
掲載誌 月刊コンプエース
発表号 2008年11月号 - 2009年1月号
発表期間 2008年9月26日 - 2008年11月26日
話数 全3話
その他 単行本化は未定
テンプレート - ノート

HOOKの7作目であり、第4作の『Like Life』と同様、萌え擬人化を題材とした恋愛アドベンチャーゲーム。主要なヒロインの数は5人。タイトルのFairlyLifeには「平等な命」「公平な生活」といった意味がある。なお、発売日の10月10日は「萌えの日」である。

概要

角川書店漫画雑誌月刊コンプエース」2008年11月号から2009年1月号まで森崎くるみによる漫画化作品も連載されていた。

登場キャラクターの中で特に人気があるのはメインヒロインの「高岡未来」とサブヒロインの「頼子」の二人であり、この二人を題材としたファンディスクが後に制作された。二人は本作のビジュアルファンブックの表紙イラストにもなっている。

2008年12月末開催の「コミックマーケット75」では、未来(みく)を題材としたミニミニファンディスク『みくりまくり』付き描き下ろしテレカが販売され、2009年1月23日には一般店頭販売も開始された。その一年後、2009年12月末開催の「コミックマーケット77」では頼子(よりこ)を題材としたミニミニファンディスク『よりこりまくり。』付き描き下ろしテレカが販売された。

2010年2月25日にはGN SoftwareよりPlayStation Portable版『FairlyLife MiracleDays』(フェアリー・ライフ ミラクル・デイズ)が発売。

なお、擬人化という点でLikeLifeと共通しているが続編ではなく『同じ世界を舞台とした別作品』であり、時系列に差がある。唯一関わりがあるのは、あさがおの元々所属していた組織だけであり、互いの登場人物同士の面識は全くない。よって、LikeLifeをプレイしていなくても問題はない。

あらすじ

都会に程近い閑静なベッドタウンである船見市にある「船見学園」に通うごく普通の生徒である少年「高岡晃範」は、幼馴染の「山南南」とその日の朝、いつものように登校していた。二人が学園に到着したとき、学内の体育館にすさまじい爆音が鳴り響いた。ニュースによると、コントロールが利かなくなった人工衛星が墜落したのだという。

墜落現場に向かった二人だったが、不思議なことにそこには衛星の破片らしきものがまるで見当たらない。代わりにそこで発見されたのは背中にロケットブースターを背負った謎の少女だった。「あさがお」と名乗るその少女は、自分こそが墜落した人工衛星だと主張する。彼女は晃範に会いたいがために人の姿になって宇宙から地上に降りてきたというのである。

その日を境に、晃範の周囲では携帯電話や冷蔵庫、ティッシュボックスといった様々なモノが「擬人化」し始める。


  1. ^ 擬人化したモノの誕生日は少年が生み出した女性エネルギーが乗り移って意思を持ち始めた日とされ、その意思は擬人化前には普通の人間に関知されない。また、中には頼子や加奈子のように、自覚が無いまま意識を持ち始めたモノも存在する。ただし、マスコットタイプのモノ達は誕生日が存在しない。血液型はほとんどがA型であるが、これは産みの親とも言える少年の血液型が反映しているらしい。
  2. ^ ただし、ビジュアルファンブックに掲載されているスタッフ対談によれば、意思を持ったモノ自身の気持ちから擬人化したとされている。また、小説版ではモノが意思を持った理由として、に目覚めたばかりの少年が、初の自慰行為において性的興奮によって生み出した女性エネルギーが飛び散って、そのエネルギーが乗り移って意思を持って擬人化したモノ達が生まれたとされている。






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