D.J.カラスコ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/23 03:54 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動
ニューヨーク・メッツ時代 | |
基本情報 | |
---|---|
国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | アリゾナ州サフォード |
生年月日 | 1977年4月12日(44歳) |
身長 体重 |
6' 1" =約185.4 cm 215 lb =約97.5 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 1997年 MLBドラフト26巡目 |
初出場 |
MLB / 2003年4月2日 NPB / 2006年3月29日 |
最終出場 |
MLB / 2012年5月16日 NPB / 2006年5月11日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
選手歴 | |
| |
指導歴 | |
この表について
|
経歴
ピマ・コミュニティ大学を卒業後、1997年のMLBドラフト26巡目でボルチモア・オリオールズに指名され契約。
マイナー時代
オリオールズのマイナー組織では登板は無いまま、1998年はクリーブランド・インディアンスへ移籍した。ここでは、マイナーで投げた。
1999年からは、ピッツバーグ・パイレーツのマイナーでプレーした。
2002年にルール5ドラフトでカンザスシティ・ロイヤルズへ移籍した。
メジャー昇格とロイヤルズ時代
2003年にメジャー初昇格。その後先発、中継ぎとして定着し、3年間で101試合に登板し、14勝15敗2セーブ、防御率4.81の成績を残した。
日本球界時代
2006年は投手陣に不安を抱えていた福岡ソフトバンクホークスの目に留まり、推定総額2年5億円の契約を結び入団した。オーバー、サイド、アンダーからの速球や鋭い変化球(主な変化球の球種はカーブ、スライダー、チェンジアップ、カットボール)を武器に、当初は先発ローテーション入りが期待されていた。
しかし、3試合に先発したものの、期待通りのピッチングを見せることはなくファームに降格。その後、再度チャンスを与えられるも結果を残すことが出来ず、ファーム生活が続いていた。結局1年の契約を残しながら11月15日に球団から正式に戦力外通告を受けた後、12月1日に自由契約。
アメリカ球界復帰
その後、アリゾナ・ダイヤモンドバックスとマイナー契約を結んだ。 2007年は、マイナーで投げた。
ホワイトソックス時代
2008年1月11日にシカゴ・ホワイトソックスとマイナー契約。この年も開幕メジャー入りはならなかったが、7月9日にボビー・ジェンクスの故障に伴いメジャー復帰を果たした。
2009年12月12日にノーテンダーFAになった。
パイレーツ時代
2010年1月13日、ピッツバーグ・パイレーツとマイナー契約を結んだ[1]。
ダイヤモンドバックス時代
2010年7月31日に、ボビー・クロスビーとライアン・チャーチと共に、クリス・スナイダーとペドロ・シリアコとのトレードでアリゾナ・ダイヤモンドバックスへ移籍[2]。
メッツ時代
2010年12月にニューヨーク・メッツと2年契約を結ぶ[3]。
ブレーブス時代
2012年6月20日、アトランタ・ブレーブスと契約を結ぶ[5]。しかし、7月4日に解雇されたため、後に現役を引退した。
現役引退後
ロサンゼルス・ドジャースでアドバンスト・スカウトとして活動[6]。その一方で、2017年の第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では、予選1組に出場したニュージーランド代表チームのブルペンコーチを務めた[7]。さらに、2018・2019年度のオーストラリアン・ベースボールリーグでは、ドジャースから投手コーチとしてオークランド・トゥアタラへ派遣[6]。2019年度のリーグ期間中には、ドジャースの傘下球団に所属する北方悠誠(元・横浜DeNAベイスターズ→ソフトバンク投手)を自身の推薦でオークランドに迎え入れた[8]ほか、村中恭兵(元・東京ヤクルトスワローズ)などの日本人投手を指導している[9]。
なお、2020年1月14日には、シラキュース・メッツ(現役時代の最後に所属していたメッツ傘下のAAA級球団)で投手コーチを務めることが発表されていた[6]。もっとも、同年には世界規模で新型コロナウイルスへの感染が拡大している影響で、AAA級を含むマイナーリーグが全面中止に追い込まれている。
選手としての特徴
この節の加筆が望まれています。 |
- ^ http://community.post-gazette.com/blogs/pbc/archive/2010/01/13/carrasco.aspx
- ^ http://www.mlbtraderumors.com/2010/07/pirates-dbacks-have-discussed-snyder-trade.html
- ^ http://mlb.mlb.com/news/article.jsp?ymd=20101209&content_id=16290480&vkey=news_mlb&c_id=mlb Retrieved 26 December 2010.
- ^ http://metsblog.com/news/mets-option-carson-to-double-a-purchase-contract-of-jack-egbert/
- ^ http://www.talkingchop.com/2012/6/20/3101927/braves-sign-reliever-d-j-carrasco
- ^ a b c DJ Carrasco Returns to Mets Organization As Syracuse Pitching CoachMETSMINORS.NET (2020年1月14日) 2020年9月1日閲覧
- ^ Team NZ WBC Coaching Staff Named Baseball New Zealand (英語) (2015年7月6日) 2015年8月20日閲覧
- ^ オークランドが北方悠誠投手と契約(『オーストラリアン・ベースボールリーグ・ジャパン』2019年9月28日付記事)
- ^ ニュージーランドでプレーする侍たち(『Yahoo!ニュース』2020年1月4日付記事)
- 1 D.J.カラスコとは
- 2 D.J.カラスコの概要
- 3 詳細情報
- 4 関連項目
固有名詞の分類
アメリカ合衆国の野球選手 |
マーカス・ジャイルズ マーク・エーカー D.J.カラスコ ビック・ウィリス ニック・スウィッシャー |
福岡ソフトバンクホークス及びその前身球団の選手 |
簑原宏 田之上慶三郎 D.J.カラスコ ブラッド・ボイルズ 安田秀之 |
シカゴ・ホワイトソックスの選手 |
スティーブ・カールトン ラリー・ドビー D.J.カラスコ ニック・スウィッシャー ドク・ホワイト |
ピッツバーグ・パイレーツの選手 |
ジョージ・ヘンドリック ダン・セラフィニ D.J.カラスコ ビック・ウィリス ジョン・リーバー |
カンザスシティ・ロイヤルズの選手 |
カイル・スナイダー シェーン・ホルター D.J.カラスコ ブラッド・ボイルズ レス・ウォーランド |
アリゾナ・ダイヤモンドバックスの選手 |
ダニエル・カブレラ レニー・ハリス D.J.カラスコ ホセ・バルベルデ デュアネル・サンチェス |
- D.J.カラスコのページへのリンク