BAND WAGON
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/28 08:25 UTC 版)
『BAND WAGON』 | ||||
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鈴木茂 の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
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ジャンル | ロック | |||
レーベル | PANAM ⁄ CROWN | |||
プロデュース | 鈴木茂 | |||
鈴木茂 アルバム 年表 | ||||
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『BAND WAGON』収録のシングル | ||||
概要
鈴木茂曰く“ティン・パンのメンバーを裏切るような形で渡米して作った”という本作。当初、鈴木はジェームス・ギャドソン(James Gadson)やジェームス・ジェマーソン(James Jermerson)といったメンバーをオーダーしたが、コーディネーターの手違いから、予定していたメンバーを手配出来なかったという。また、レコーディングのために鈴木がアメリカに行ってしまったために、東京のスタジオでは、ストラトキャスターを鈴木のように弾けるギタリストがいなかったため、代わりに当時バイ・バイ・セッション・バンドのメンバーだった伊藤銀次が呼ばれていた。鈴木によれば、林立夫と細野晴臣がクラウンのスタジオで、出来上がった本作を興味津々で聴いていたという[2]。
「砂の女」と「100ワットの恋人」は、本作をライブで再現するために結成されたバンド“ハックルバック”が、エンジニア田中信一からの発注でオーディオ・フェアの山水ブースで流す目的で同年10月にレコーディングされ、バンド解散後の1976年に『幻のハックルバック』[注釈 1]としてリリースされた。
2014年5月13日渋谷WWWで行われた“アーティストが自身のアルバムを収録曲順通りに演奏するライブシリーズ”『HMV GET BACK SESSION』にて、『BAND WAGON』を再現するライブ『HMV GET BACK SESSION Special 鈴木茂「BAND WAGON」LIVE』が行われた[3][4]。
には、東京・収録曲
# | タイトル | 作詞 | 作曲・編曲 | 時間 |
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1. | 「砂の女」 | 松本隆 | 鈴木茂 | |
2. | 「八月の匂い」 | 松本隆 | 鈴木茂 | |
3. | 「微熱少年」 | 松本隆 | 鈴木茂 | |
4. | 「スノー・エキスプレス」(INSTRUMETAL) | 鈴木茂 | ||
合計時間: |
# | タイトル | 作詞 | 作曲・編曲 | 時間 |
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1. | 「人力飛行機の夜」 | 松本隆 | 鈴木茂 | |
2. | 「100ワットの恋人」 | 松本隆 | 鈴木茂 | |
3. | 「ウッド・ペッカー」(INSTRUMETAL) | 鈴木茂 | ||
4. | 「夕焼け波止場」 | 松本隆 | 鈴木茂 | |
5. | 「銀河ラプソディー」 | 松本隆 | 鈴木茂 | |
合計時間: |
注釈
- ^ 鈴木茂とハックルバック『幻のハックルバック』 1976年 発売 CROWN CT:DCT-2141
出典
- ^ “鈴木茂とハックルバック、1975年ライブ音源CD化”. ナタリー. 株式会社ナターシャ (2015年9月23日). 2015年9月23日閲覧。
- ^ 『自伝 鈴木茂のワインディング・ロード』株式会社リットーミュージック、2016年3月25日、153-171頁。ISBN 978-4-8456-2793-6。"第九章 『バンドワゴン』"。
- ^ “鈴木茂の1stソロアルバム『BAND WAGON』再現ライブ、ハックルバックのメンバーも出演”. CINRA.NET. 株式会社CINRA (2014年3月10日). 2014年3月10日閲覧。
- ^ “鈴木茂、歴史的名盤「BAND WAGON」再現ライブ実施”. ナタリー. 株式会社ナターシャ (2014年3月10日). 2014年3月10日閲覧。
- 1 BAND WAGONとは
- 2 BAND WAGONの概要
- 3 スタッフ・クレジット
- 4 脚注
バンドワゴン
(BAND WAGON から転送)
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バンドワゴン(bandwagon、band wagon)
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